マジか! ホンダが新型SUV「CR-V」を予告!? 同時に新型「アコード」示唆も「インサイト」は生産終了? 電動車注力の米国事情とは
米国ホンダから今後の新型電動車両の見通しが発表となりました。ホンダの近々の電動化戦略で、今後どのような新型車が登場するのでしょうか。
新型「CR-V」「アコード」に新ハイブリッドあり!「インサイト」は生産終了へ
2022年4月14日、米国ホンダは主力車種のハイブリッドモデル拡大見通しの発表をおこないました。
日本でも4月12日、三部社長から四輪電動ビジネスの取り組みについての発表がおこなわれたばかりです。
ホンダは米国でどのような電動化戦略を進めていくのでしょうか。
今回の米国ホンダの発表では、まず主力モデルでのハイブリッド車両比率をさらに拡大していくことが示されました。
北米での販売中心となっている「CR-V」と「アコード」の次期モデルに、同クラスのベストパフォーマンスをもつハイブリッドシステムの搭載を予告。
いずれの車種でも、ハイブリッドモデルの販売構成比率50%を目指すと発表されました。
直近、ホンダの北米でのハイブリッドモデルを含む電動車両の販売台数は5年連続で増加しており、2021年には初めて10万台を突破する新記録を樹立しています。
しかし、2021年に米国で販売された台数は、CR-Vは36万1271台、アコードは20万2676台と発表されており、仮にこの台数をベースに販売数のハイブリッド比率を50%と考えると、28万台を上回る台数となり、現在より2倍以上の目標が立てられていることが伺えます。
また、近いうちに「シビック」にハイブリッドモデルを設定することも新たに発表。
このコアモデル3車種(CR-V、アコード、シビック)のハイブリッドモデルの生産を伸ばすことに集中するため、インディアナ州での「インサイト」の生産を終了することも併せて発表されました。
またハイブリッドモデルだけでなく、ホンダは2024年に電気自動車のSUV「プロローグ」を導入することもすでに公表されています。
このEVのプロローグは、GMと共同開発の電動プラットフォームを採用しており、年間販売は7万台を目標としています。
ホンダはその後、米国で生産される独自の「e:アーキテクチャー」をベースとした電動化車両を2026年から順次導入し、2030年までに30車種の投入を予定。そのうち3分の2以上が中国と米国で販売される予定となっています。
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日本ではCR-Vが生産終了と報じられていますが、北米では新たなモデルが登場するといい、このモデルが今後日本に入ってくる可能性があるのか、注目されます。
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