トヨタが新型「高級SUV」を正式発表! なぜ新型「bZ4X」は「サブスク限定」販売のみ? ユーザー反響はいかに
トヨタはSUVタイプの新型「bZ4X」を2022年4月12日に発表しました。新型bZ4Xは「KINTO」のみの販売となりますが、ユーザーからはどのような声が見られるのでしょうか。
購入はKINTOのみ!ユーザーからは賛否両論の嵐
トヨタは2022年4月12日、ついにSUVタイプのバッテリーEV(BEV)新型「bZ4X」の正式発表をしました。
新型bZ4Xは、トヨタのサブスク「KINTO」のみの販売となりますが、ユーザーからはどのような声が見られるのでしょうか。
新型bZ4Xは、北米や欧州ではすでに予約販売が開始されており、早い地域では2022年6月から納車がスタートされるといいます。
日本での発売は2022年5月12日とされており残すところ約1か月。
トヨタ初のEV専用車として広く注目を集めてきたこともあり、ユーザーからは、新型bZ4Xに対してさまざまな声が見られます。
なかでも話題となっているのが、その購入方法です。
新型bZ4Xは、1グレード展開となっており、参考販売価格はFWDが600万円、4WDでは650万円と設定されています。
ただ、これらをローンや一括払いで購入するのではなく、新型bZ4Xの購入方法はトヨタが提供するサブスクリプションサービス「KINTO」のみとなっています。
KINTOでは、車両本体価格や保険料、諸費用などの新車購入に必要な費用に加えて、定期的なメンテナンス料金などを月々定額制で支払います。
リースに近い購入方法となっているため、クルマの所有権はユーザーではなく、あくまでもKINTOのものとなるのも特徴です。
新型bZ4Xの発売発表会には、KINTOの代表取締役社長である小寺信也氏も登壇し、「KINTOとbZ4Xの相性の良さがいくつかございます」として、KINTOのみの販売とした理由を以下のように話しました。
「お客さまはクルマの利用が終了したら、あとはクルマを返却するだけということで、お客さまがクルマを購入するというわけではないので、BEV最大の懸念事項でございます『下取り価格への不安』というのがそもそも存在いたしません。
さらに、フルメンテナンス付きで、バッテリーやモーターを含めて、すべての故障修理がカバーされているので、万が一の場合でもまったく心配はございません」
そして、「そのうえで、より長く、安心してBEVを楽しんでもらうため」として、最長10年間車両に乗り続けられる、新型bZ4X専用プランの提案がおこなわれました。
このように、まだ一般的ではないBEVを、多くの人が不安なく買い求められるように設定されたKINTOですが、ユーザーからはどのような声が挙げられているのでしょうか。
SNSでは、KINTOのみの購入方法に対して、さまざまな意見が見られ、賛否がかなり大きく割れている様子です。
SNSを見てみると、「肝心の充電ネットワークはKINTOとは別にユーザーが申し込むの?」、「『なんかよくわからんけど面倒くさそう』ってのが一般人の素直な感想」など、まだ利用したことがない人も多いことから、KINTO自体に対する不安や疑問を抱える人が多い様子が見て取れます。
一方で、「売りっぱなしの無責任なメーカーより、こういうお客様目線で考えてくれるトコは素晴らしい」、「KINTOで買うと考えると普通の価格かな?」、「KINTOなら会社用に買いたいな」といった声も見られ「KINTOだからこそ購入できそう」と考えるユーザーもいるようです。
なお、KINTOの月額利用料は2022年5月2日にアナウンスされる予定となっており、「月々のプランがいくらになるかだなあ」、「月額によっては購入も考える」、「結局いくらになるのかな?」と、価格の詳細を求める声も多く見られます。
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ちなみに、第1期の受注は3000台までと販売台数に制限もあるため、新型bZ4Xの購入を検討している場合には、早めの決断を迫られることとなりそうです。
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