売れ筋ミニバンに何が? トヨタ「シエンタ」の人気が下降気味!? 販売低迷の意外な原因とは

トヨタ「シエンタ」は、販売ランキングで月間1位を獲得したことがある人気モデルですが、昨今は販売が低迷しているようです。人気ミニバンに何があったのでしょうか。

かつてシエンタは月間1万台以上売れていた!

 クルマは実用的な移動ツールですが、外観のデザインなどにより人気は左右されます。そのため売れ行きの浮き沈みも大きいです。

 トヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」は、その典型でしょう。

トヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」
トヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」

 現行モデルは2015年7月に発売された2代目です。発売翌年の2016年は1か月平均登録台数が1万486台に達して好調でしたが、その後は売れ行きが落ち着き、2017年の1か月平均は8071台、2018年には7837台へと減っています。

 発売から時間が経過して販売数が低下するのは当然ですが、2019年には再び1か月平均が9240台に盛り返しました。

 その結果シエンタは、日本自動車販売協会連合会が発表する登録車の販売ランキングにおいて、1位のトヨタ「プリウス」、2位の日産「ノート」に続いて3位に入っています。

 とくに2019年8月と9月は、プリウスとノートを抜いて、小型/普通車の月別1位を獲得しました。

 シエンタの人気が回復した理由について、トヨタの販売店スタッフは次のようにいいます。

「前年(2018年)にマイナーチェンジをおこない、安全装備の強化や2列シート車が追加されてシエンタは人気をさらに高めました。

(当時)また、『ノア』や『ヴォクシー』の設計が安全装備を含めて古くなり、コンパクトなシエンタに乗り替えるお客さまが増えました」

 ところが2020年に入ると、シエンタの登録台数は1か月平均で6058台、2021年には4817台まで低下しました。

 2020年以降は新型コロナウイルスの影響でどの車種も売れ行きを下げましたが、シエンタは下降の仕方がほかの車種よりも大きいです。

 2020年の登録台数は、2019年に比べると34%減となり、ライバル車のホンダ「フリード」にも抜かれ、さらに2021年も下降を続けています。

 2022年も状況は変わっていないのですが、かつて登録車で月間トップの販売を記録したシエンタに何が起きたのでしょうか。

 シエンタの人気低迷を販売店に尋ねると、以下のように返答されました。

「シエンタの売れ行きは基本的には堅調ですが、下降傾向も見られます。『ライズ』や『ヤリス』『ヤリスクロス』などコンパクトな新型車が増え、小さなクルマを求めるお客さまのニーズがシエンタ以外に分散されるようになりました」

 ほかにも、シエンタが2019年に好調に売られ、欲しいユーザーに行き渡った事情もあるようです。

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コメント

2件のコメント

  1. 一昨年10月に、2列シートハイブリッドのGクエロに大半のオプションを付け、買いました‼️(300万円)
    使い方の不明な点は諦め、家の近所を走ってます。
    高速道路をよく走るなら、ホンダ、街中メインならトヨタ、を実感‼️

  2. 基本設計が古いしADASも今時ACCすら付いていない時代遅れのものだしな
    フルモデルチェンジも待った方が絶対に良いと思う