トヨタが新型ミニバン「グランビア」を発表か アルファードより大きい「シエナ」姉妹車を中国投入へ
北米や日本とは違う中国市場とは
世界的に見ると、シエナが販売されていない日本や東南アジアなどの市場では「アルファード」や「ヴェルファイア」、一方でその2モデルが販売されていない北米や韓国ではシエナが販売されています。
そのため、すでにアルファード、ヴェルファイア、そしてシエナが展開されている中国市場はかなり特徴的なものとなっています。
そこにシエナの姉妹車としてグランビアが投入されるので、大型ミニバン市場はさらに活発化することが期待されるでしょう。

工信部に情報が載るということは、そのクルマが正式に発表されるまで間もないことを示しています。
筆者(中国車研究家 加藤ヒロト)の考えでは、2022年4月に開催される北京モーターショーで何らかの情報が明らかになるのではないかと予想します。
トヨタは中国市場でアルファードとヴェルファイア、シエナを展開しており、それにグランビアが加わる形になります。
昨今加熱している大型ミニバン市場向けに一汽トヨタからの選択肢を用意することで、消費者に向けてさらなる提案をおこなえるような体制が構築されるようです。
Writer: 中国車研究家 加藤ヒロト
下関生まれ、横浜在住。2017年に初めて訪中した際に中国車の面白さに感動、情報を集めるうちに自ら発信するようになる。現在は慶應義塾大学環境情報学部にて学ぶかたわら、雑誌やウェブへの寄稿のみならず、同人誌「中国自動車ガイドブック」も年2回ほど頒布する。愛車は98年式トヨタ カレン、86年式トヨタ カリーナED、そして並行輸入の13年式MG6 GT。
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