トヨタが開発、超技術「誰でもドリフト」に熱視線! すんごい「GRスープラ」特別車に思わず拍手も
「トヨタイムズ」は公式ツイッターに、米国「トヨタ・リサーチ・インスティテュート」の人工知能を活用した自動運転技術によりドリフト走行する「GRスープラ」の情報をアップし、多くの注目を集めています。
ドリフトの操縦もすべて自動
トヨタが運営する「トヨタイムズ」が、自動運転技術によりドリフト走行する「GRスープラ」のコンテンツを公式ツイッターで紹介しました。
公式ツイッターでは、投稿から24時間未満の段階で400超の「いいね」が付けられ、注目を集めています。
トヨタイムズが紹介したコンテンツ内の映像では、実験車両のGRスープラがけたたましいスキール音を上げながら、コーナーを曲がったり、障害物を次々に避けて疾走。その器用な走りに、研究スタッフも拍手する様子が収められています。
万一の事態に備えてドライバーこそ乗せておこなわれましたが、ステアリング、スロットル、ブレーキ、クラッチ、ギア操作など、クルマの操縦はすべて自動だったということです。
同研究は、自動でドリフト走行すること自体に目的を置いているわけではなく、安全のためにおこなわれています。
自動車事故のなかには、路面凍結や急ハンドル、急ブレーキを要する事態など、一般的なドライバーでは制御困難なシーンも。
このような極限状態に陥った際、プロドライバーのように巧みに挙動をコントロールし、危険を回避することを狙いとしています。
米国のトヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)の研究チームは、ドリフト走行を自動運転で成功させるために、車線内をドリフト走行しながら、障害物を回避可能にする「非線形モデル予測制御(NMPC:Nonlinear Model Predictive Control)」を新たに開発。
これにより、車両の運動性能や制御を把握して、0.05秒おきに車両の軌道を更新することが可能となり、道路状況の変化への素早い適応と安全な軌道の確保を実現できたといいます。
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