超ド級な豪華SUV「紅旗・HS7」日本初上陸! レクサス「LX」並サイズ&後席モニター搭載! 高級セダンH9に続く第二弾中国車!

気になる高級SUV「HS7」 ナンバー取得は今夏?

 パワートレインはH9同様、2リッター直列4気筒ターボエンジン(CA4GC20TD型)と3リッターV型6気筒スーパーチャージャー付きエンジン(CA6GV30TD型)の2種類をラインナップ。

 また、トランスミッションや駆動方式にも細かな違いがそれぞれにあります。

 2リッターターボモデルは全グレードとも前輪駆動に7速DCT、3リッタースーパーチャージャーモデルは全グレードとも四輪駆動に8速ATが組み合わされており、今回日本に上陸したHS7の第一号車は3リッタースーパーチャージャーモデルの7人乗りになります。

 現代の高級車には欠かせない「ドライバーモニタリングシステム(DMS)」、「ブラインドスポットモニタリング(BSM)」、「前方衝突予測警報(FCW)」、「車線逸脱警報(LDW)」、「車線維持支援システム(LKA)」、「標識認識機能」、「衝突回避ブレーキ」などの安全装備も万全。

 360度モニターやアダプティブクルーズコントロールに加え、最上級モデルには自動駐車システムなどの快適装備も充実しています。

 なお中国におけるライバル車としては、フォード「エクスプローラー」、フォルクスワーゲン「トゥアレグ」、キャデラック「XT6(中国専用車種)」などがあげられます。

コンテナから降ろされる様子を激写! 日本初上陸となった紅旗「HS7」とは? (写真提供:加藤ヒロト)
コンテナから降ろされる様子を激写! 日本初上陸となった紅旗「HS7」とは? (写真提供:加藤ヒロト)

 日本に上陸したHS7ですが、日本の自家用ナンバープレートを装着して公道を走行するのはもう少し先のことになりそうです。

 すでにH9でナンバー取得できていることや、メーカーである中国第一汽車の全面バックアップによってそれほど難しい作業ではありませんが、HS7自体は日本では初めて販売されるモデルとなるため、H9が日本上陸の際に経験した各種保安基準への適合や排出ガス試験、加速走行騒音試験への合格がまた必要となってきます。

 輸入元の話によるとすべての作業はおよそ2か月で終わる見込みとしているので、2022年初夏頃には登録が完了してナンバープレートが交付されるものと予想されます。

 いずれにせよ、中国車最高級ブランド、紅旗のさまざまな車種を日本で目にする機会が増えそうで、とても楽しみです。

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