近畿道・阪和道など4路線、2022年4月から一部料金値上げ 対象区間と車種は?
近畿圏の一部の高速道路・有料道路で、車種間比率の激変緩和措置終了に伴い2022年4月から一部車種の通行料金が上がります。
中型車と大型車が対象
近畿道など近畿圏の一部の高速道路・有料道路で、2022年4月1日から一部車種の通行料金が値上がりします。
これは、車種間比率の激変緩和措置が同年3月31日で終了することに伴うものです。
対象となる近畿道、阪和道(長原IC~岸和田和泉IC間)、第二神明道路、堺泉北道路は、整備の経緯から、ほかの一般的な高速道路の料金体系と水準や車種区分などが異なっていました。
これをほかの高速道路と整理・統一するため、2017年6月から対距離制を基本とした利用重視の料金体系へと移行しています。
しかし、中型車と大型車は、利用者の急激な負担増などを考慮し、2022年3月末を期限として通行料金の激変緩和措置を実施していました。
4月からは、この激変緩和措置のない本来の車種別料金が適用されます。
具体的な通行料金は、次のとおりです(一部除きETC車・現金車同額)。
●近畿道 吹田IC~松原IC
・中型車:変更前800円→変更後880円
●阪和道 長原IC~岸和田和泉IC
・中型車:変更前800円→変更後880円
●近畿道・阪和道 吹田IC~岸和田和泉IC
・中型車:変更前1100円(現金1600円)→変更後1210円(同1760円)
●堺泉北道路 堺JCT~助松JCT
・中型車:変更前160円→変更後180円
・大型車:変更前230円→変更後250円
●第二神明道路 須磨IC~明石西IC
・中型車:変更前520円→変更後580円
・大型車:変更前750円→変更後800円
通行料金が変わる車種は、近畿道と阪和道が中型車、第二神明道路と堺泉北道路が中型車と大型車です。軽自動車等、普通車、特大車は変わりません。
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