東京で再び大雪予報!? 車の「滑りすぎ」再発防止は必至! 運転時に警戒すべきポイントは? 歩行者は「ペンギン歩き」推奨
2022年2月9日から11日にかけて積雪予報が発令されており、とくに都心ではさまざまな影響が予想されます。積雪時に備えとしてどういったことに気をつけると良いのでしょうか。
関東に再び積雪予報!運転時はどう気をつける?
2022年1月6日に関東地方では4年ぶりとなる大雪を観測し、東京都心でも最深積雪が6cmにもなる地域もあったと報じられました。
そんななか、2月10日の朝も東京都心で警報級の大雪予報が発表されており、雪の降ることが少ない都心ではさまざまな影響が予想されます。
では積雪時の備えとして、どういったことに気をつけると良いのでしょうか。
2月9日から11日にかけて、本州の南側を通過する低気圧の影響で、関東地方全域と東北地方南部では平野部でも積雪が予測されています。
これにより、各高速道路の一部区間では計画的に通行止めをおこなうなど、さまざまな対策が取られる動きが見られます。
先月1月上旬にも積雪が見られましたが、その際に関東地方ではクルマのスリップ事故や、長時間に渡る立ち往生が発生しました。
今回の大雪予報では、不要不急の外出は控えるようにと呼びかけられているものの、通学や通勤などでクルマを運転するドライバーも多いと思いますが、運転時にはどういったポイントに気をつけると良いのでしょうか。
首相官邸の「クルマによる雪道での事故」の資料によると、雪が降った後24時間以内の時期や、路面が凍りのようになったアイスバーン、凍っているように見えないブラックアイスバーンなどの路面について、注意が呼びかけられています。
このほか凍結しやすい場所には、多くのクルマが発進・停止をおこなう信号交差点や、橋の上、日陰になりやすいトンネルなどの出入口などが該当します。
こうした凍結路面での運転ポイントについて、坂道走行ではあらかじめ適切なギヤにシフトダウンし、アクセルを一定にすること、カーブ走行では手前ではカーブ手前で十分に減速してから進入し速度を一定に保つことなどが推奨されています。
またブレーキングは、急ブレーキをかけるとタイヤがロックしてグリップを失って止まれないため、普段より手前からソフトに踏んで止めるのが良いでしょう。
このほか思わぬアクシデントに備え、スコップや食料、防寒具、長靴、スペアタイヤ、けん引用ロープなどの用具を装備しておくと安心です。
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また1月の積雪時での様子についてSNSでは、「山陰地方から東京戻ってきたけど、ノーマルタイヤ多すぎ、滑ってるクルマ多すぎ」「坂でギュルギュル言ってるクルマ本当に自殺行為としか思えない」「慣れない上にノーマルタイヤは危ない!」といった声が多数見られています。
積雪時であってもノーマルタイヤを装着していたクルマが多く見られていたようです。
一方で「スタッドレスに履き替えてほしいけど、年に一度や二度あるかどうかのためにタイヤを買い、履き替えるのは大仕事だし、劣化して買い替えて、という面倒を考えると、タイヤ持ってない人多いのわかる」「雪の上を歩いた経験がほぼないならムリもない」など同情する声も。
関東ではほとんど雪が観測されないため、雪に関する対策ができていないというドライバーはいるかもしれません。
しかし思わぬ事故に遭わないためにも、積雪予報が呼びかけられている場合はもちろん、事前に積雪に関する対策をおこなうように心がけましょう。
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