マツダがタフ顔SUVを発売!? 新型「CX-50」2022年春投入へ 全車4WD採用で本気仕様か? 量産を米で開始

米国マツダが、新型「CX-50」の量産を現地の新工場で2021年1月18日に開始しています。北米市場に投入される新たなSUVですが、マツダは日本市場ではどのようなSUVを発売する計画なのでしょうか。

2.5リッターエンジンを搭載して今春登場へ

 米国マツダは、新型SUV「CX-50」を北米市場で2022年春に発売する予定とアナウンスしており、同年1月18日(現地時間)にはトヨタと合弁の新工場「Mazda Toyota Manufacturing, U.S.A.,Inc.」で量産を開始しています。

 マツダは、今後市場にあわせて新たなSUVを順次導入していく予定としていますが、新型CX-50はどのような車種なのでしょうか。また、日本で発売されるマツダの新たなSUVとはどのような車種になるのでしょうか。

マツダの新型SUV「CX-50」
マツダの新型SUV「CX-50」

 新型CX-50は、マツダが2021年10月7日に発表した「クロスオーバーSUV商品群の拡充計画」のなかで米国市場投入が明言されたモデルで、実車は11月15日(現地時間)に米国で初公開されました。

 搭載されるエンジンは「SKYACTIV-G 2.5T(ガソリンターボ車)」もしくは「SKYACTIV-G 2.5(ガソリン自然吸気)」で、駆動方式は全車4WDです。数年以内にハイブリッド仕様が追加予定とされます。

 外観は、マツダが2012年に発売した初代「CX-5」から採用しているデザインテーマ「KODO – Soul of Motion」のエレガントな上質感と、SUVに求められる力強さとタフな機能性を融合。

 とくに、前後バンパーのスキッドプレート、樹脂製フェンダーなどの加飾によりSUVらしい力強さが表現されている点が特徴といえるでしょう。

※ ※ ※

 前述の「クロスオーバーSUV商品群の拡充計画」において、CX-50は北米専売モデルであることが明言されています。

 一方、マツダは日本市場や欧州市場などにおいて2列シートSUVの「CX-60」、そして3列シートSUVの「CX-80」を導入予定とアナウンスしています。

 これらのモデルは「ラージ商品群」と呼ばれるモデルで、これまでの発表内容からFR系プラットフォームを採用して登場すると考えられます。

 また、マツダは北米などの市場に2列シート・ワイドボディSUVの「CX-70」、3列シート・ワイドボディSUVの「CX-90」を導入する計画です。

 CX-50のタフなデザインは、日本のユーザーから見ても魅力的といえますが、CX-60とCX-80がどのような姿で日本市場に導入されるのか、今後が注目されます。

 それではここでクイズです。

 前述したマツダのデザインテーマ「KODO – Soul of Motion」の「KODO」に関して、漢字で正しく表記しているのは次のうちどれでしょうか。

【1】跨道

【2】古道

【3】魂動

【4】鼓動

※ ※ ※

 正解は【3】の「魂動」です。

 マツダはデザインテーマ「魂動 – Soul of Motion」を年々進化(深化)させており、なかでも2019年に発売された現行「マツダ3」では“第2フェーズ”とされる魂動デザインを採用。

 クルマのフォルムから不要な要素を削ぎ落した「引き算の美学」を取り入れることで、面の美しさがより際立つデザインとされています。

 また2020年に発売された「MX-30」では、親しみやすさや温かみを感じるデザインコンセプト「Human Modern」をテーマに、魂動デザインの拡がりがチャレンジされました。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

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