火を吹くトヨタ新型「GRスープラ ファニー仕様」 見た目がスゴい爆速なファニーカーを米で初披露へ
米国トヨタは、北米におけるモータースポーツに関して、Toyota Gazoo Racing North America(TGRNA)として参戦することを明かしたほか、「GRスープラ」をベースとする新型レースカーの実車をお披露目することを発表しました。
トヨタ新型「GRスープラ ファニー仕様」初披露!
トヨタの米国法人(米国トヨタ)は、北米におけるモータースポーツに関して、Toyota Gazoo Racing(TGR)の北米部門「Toyota Gazoo Racing North America(TGRNA)」として参戦することを明かしました。
参戦カテゴリーは、ドラッグレース「NHRA(National Hot Rod Association)」、ドリフト「Formula DRIFT」、GT4シリーズです。
米国トヨタは、NHRAのファニーカークラスに、これまで「セリカ」「ソアラ」に続き2012年から「カムリ」で参戦していました。
ファニーカーとは、市販車を模したカウルを装着するレーシングカーで前輪に比べて後輪が大きなものが特徴となり、基本的にエンジンは前方に配置されています。
2021年11月14日には、2022年NHRAシーズンのファニーカークラスに参戦する「GRスープラ」をベースとした新型レースカーを発表。
新型レースカーのコックピットは、ドライバーの視界を確保するためにヘルメット周りのスペースを拡大し、安全フォームを追加しています。
また、2022年2月20日にカリフォルニア州ポモナのオートクラブ・レースウェイで開催されるシーズンキックオフイベントで実車を初披露します。
GRスープラの新型ファニーカーについて、北米トヨタモーターのモータースポーツグループ・マネージャーであるポール・ドレシャル氏は「TRDのチームとカルティのデザインチームは、ファニーカーに市販のGRスープラの特徴をできるだけ多く取り入れるように努力しました」と述べていました。
また、NHRAの最高カテゴリーなるトップフューエルクラスに参戦するレースカーはブラックボディが印象的なTGRNAカラーを使用する予定です。
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また、Formula DRIFTは2022年4月2日にカリフォルニア州ロングビーチで開幕し、GT4は同年1月29日にデイトナ・インターナショナルスピードウェイで、2月25日にフロリダ州セントピーターズバーグでSRO競技としてIMSAスケジュールに参加する予定です。
今後TGRNAは、米国のユーザーに高性能スポーツカーを提供し、クルマとモータースポーツ両方のファンに感動を届けることに注力していくといいます。
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