トヨタ新型「ノア」2022年1月発売! なのに今あえて現行型を購入!? モデル末期のノアが売れているワケ

一度ミニバンに乗ったらセダンには戻れない!?

 Nさんはタウンエースノアから数えてノアを3台乗り継いでいます。現在のSUVブームや、年齢的にはアッパーミドルサイズのセダンでも良さそうですが、なぜミニバンを選ぶのでしょうか。

「この歳になるとセダンはちょっと窮屈です。また、一度ミニバンの便利さに慣れてしまうと次にボディ形状やサイズが違うクルマに乗りにくくなってしまうんです。

 仲間と一緒にできるだけ快適に移動できる手段としては、ミニバンが最適です。

 当然、モデルが新しくなるたびに進化していて、格段に運転しやすくなっています。今回はハイブリッドを購入しましたが、違和感なく乗れるのがすごいと思いました」(Nさん)

トヨタ「ノア」(現行モデル・3代目)
トヨタ「ノア」(現行モデル・3代目)

 ノアの特徴のひとつとして、時代のニーズに合わせて進化しながら、サイズは5ナンバー枠を死守していることもあります(カスタム仕様は3ナンバー)。

 新規ユーザーはもちろん、旧型から乗り継いだユーザーが同じ駐車場を使えるということまで配慮しているからこそ、乗り換えがスムーズにできるといえます。

 最近はコンパクトSUVでも全幅が1700mm超の3ナンバーサイズのモデルが多数登場していますが、「全長4700mm×全幅1700mm×全高2000mm以下、排気量2000cc以下」という5ナンバー枠は、狭い駐車場などで停めやすいことがメリットです。

 またスーパーなどの駐車場でもコンパクトなほうが取り回しはしやすく、背が高くて堂々としたスタイルだけど、じつは5ナンバーサイズに収まることが、ノアが選ばれる理由のひとつになっているでしょう。

※ ※ ※

 Nさんも2回目の車検を迎えたタイミングでの乗り換え。一度購入すると最低でも5年から6年以上は乗るミニバンユーザーが多く、現在の7年というモデルサイクルも理にかなっているようです。

 ミニバンの特徴のひとつである「快適な移動空間」という部分での完成度の高さが、ノアの人気の秘密といえそうです。

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Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ

2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。

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