「ガソリンはいつ入れるのが良い?」 半分派・満タン派で賛否! タイミングよりも備えが大切なワケ
満タンの給油が燃費に影響?これってホント!?
一方で、満タンに給油することで燃費に影響があるという声が多数見られています。
SNSでは、「クルマは軽いほど燃費が良くなるので満タンにしない」「重量が軽くなるから燃費が良くなる」などの声も見られています。
では、ガソリンの入れる量によって燃費は異なるのでしょうか。
クルマは燃料タンクの容量が異なっており、トヨタ「プリウス」では容量は「43L(Eグレードでは38L)」、ミニバン「アルファード」の場合はハイブリッド車で「65L(ガソリン車は75L)」となっています。
一般的にガソリンの重さは、1リッターあたり0.75kgといわれており、プリウスだとガソリン半分の21.5Lで16.1kg、満タンの43Lだと32.2kg。
アルファード(ハイブリッド車の場合)だと、半分の32.5Lで24.3kg、満タンの65Lだと48.7kgです。
重量だけで見ると、半分の時と満タンでは違いがあるようにも見えます。
重量と燃費の関係については、新科学技術推進協会の資料で、「自動車の重量が重くなると燃費が悪くなり、軽くなると良くなり、100kgの軽量化によって燃費はおよそ7%から9%向上する」という見解を示しています。
このため、100kgの重量変動では燃費向上に繋がるといえますが、10kgから30kgの重量変化では大きな節約とはいい難いでしょう。
ガソリンと燃費の関係について、前出のスタッフは以下のように話します。
「ガソリンの入れる量によっての燃費の変化は、まったく関係ないとはいえないですが、わずかに変化するかと思います。
それよりも、災害などの危険を伴う状況の際に燃料がないと本末転倒なので、こまめに満タンに給油するのが良いでしょう」
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またネット上の一部では、「昼と夜でも燃費が異なる」などの意見も見られています。
これについて、前出のスタッフは以下のように話しています。
「燃費の昼と夜の差もほとんどありません。ただ、アクセルやエアコンの使用状況によって、消費が激しくなって燃費に差があるということがあるかもしれません」
昼と夜の燃費も特別差があるわけではないとのことでしたが、気温の差もあるためエアコンなどの使用状況によっても燃費に差が出てくる場合もあるかもしれません。
東北大地震の時に、ひどい目にあった。
東京でも、1週間以上ガソリンがなくなって、開いているスタンドは長蛇の列。
あっちこっちと、開いてるスタンドを探すために走り回ってガソリンを消費する。
長蛇の列の後ろに並んでも、途中で売り切れ御免だと。
結局、2週間ほどは給油できなかった。
その教訓から常に満タンにしておく。
車は乗らないのがにしておく。