国道19号「桜沢トンネル」がもうすぐ開通! カーブの多い現道を回避 災害にも強く

長野県塩尻市内で工事が進む国道19号の桜沢トンネル(桜沢改良)が、まもなく開通を迎えます。改良区間の長さは約2.1kmですが、どのよう整備効果があるのでしょうか。

トンネルは約1.5km

 国道19号の桜沢トンネル(桜沢改良)が、2021年11月28日15時に開通します。

桜沢改良の起点側。2021年11月撮影(画像:国土交通省中部地方整備局)
桜沢改良の起点側。2021年11月撮影(画像:国土交通省中部地方整備局)

 場所は、長野県塩尻市内の大字贄川(にえかわ)から大字宗賀までで、改良区間の長さは約2.1km。そのうち新たにできる桜沢トンネルの長さは約1.5kmです。

 この区間の現道は、落石などの恐れがある要対策箇所が3か所、土石流などの危険要因のある場所が4か所存在。そして実際に大雪による雪崩や冠水など、計5回の被災履歴があります。

 事業を担当する国土交通省中部地方整備局の飯田国道事務所は、道路が改良されることで、線形不良や防災に課題のある箇所を回避するなど、安全性・信頼性の高い道路ネットワークを構築するとしています。

【画像】桜沢トンネルの場所や改良の詳細をチェック(10枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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