なぜトヨタ「アルファード」購入したの? 「いつかはアルファード」を実現した経緯とは
高級ミニバンの代名詞といえばトヨタ「アルファード」が挙げられます。実際にユーザーからは「いつかはアルファード」という声も聞かれます。では、実際のユーザーはどのような経緯で購入に至ったのでしょうか。
高級ミニバン「アルファード」を購入した経緯は?
2021年10月現在、トヨタ「アルファード」といえば、高級ミニバンかつ日本で一番売れているミニバンです。
ユーザーからも「いつかはクラウン」ではなく「いつかはアルファード」という声も聞かれるほど憧れの存在となっていますが、実際にアルファードを購入したユーザーはどのような経緯で手に入れることになったのでしょうか。
アルファードは、2002年に初代モデル、2008年に2代目、2015年に現行となる3代目が登場しています。
2008年に2代目となったタイミングで姉妹車となる「ヴェルファイア」が発売されました。
ヴェルファイア登場後はしばらくの間、アルファードよりも人気が高かったものの、2017年のモデルチェンジによるデザイン変更や2020年5月の全ディーラーで全車併売化などの影響もあり、現在ではアルファードとヴェルファイアに大きな差が付いています。
アルファードが人気となっている背景には「アルファード自体がブランド化したこと」や「法人における需要がクラウンから室内空間の広く豪華なアルファードに移り変わっている」といった要素が挙げられます。
また、トヨタ車は他メーカーと比べて残価設定ローンの残価率が高く、アルファードの3年後残価率は約55%(時期やグレードにより異なる)となり、「頑張れば手が届く高級ミニバン」という部分も人気の要因といえます。
では、実際のユーザーはどのような経緯でアルファードを購入するに至ったのでしょうか。
首都圏在住のA氏(40代半ば・男性)は、アルファードの特別仕様車「S“TYPE GOLD II”(2WD・7人乗り)」を2021年8月に契約、10月に納車していますが、購入経緯については次のように話しています。
「現在のクルマの使用用途は、母親の通院などで使うことが多いから買い替えはミニバンしか選択肢がありません。
現在は、5ナンバーサイズで使い勝手の良さから選んだホンダ「ステップワゴン(現行型)」です。
ステップワゴンは2022年6月に車検となり、所々の調子が悪くなってきたこともあって、燃費が5km/Lくらいと急激に燃費が悪くなってきたことで『もう買い替えか?』と買い替えの検討に入りました。
元々、次の次くらいには『いつかはアルファード』と思っていましたが、『そのころの年齢で大型ミニバンの運転が怖くなる?』、『それなら次に買い替えるタイミングでどう?』と家族内でも話が始まりました。
そこでふらっと、トヨタのディーラーに行って現車を確認し、ついでにステップワゴンを査定したところ、7年落ちにも関わらず三桁万円の値がつき、一気に買い替えモードになりました。
これらの要素があったので、アルファードを購入することになりました。
現在は、納車されてまだ日が浅いですが、今後はもっとギラギラさせたくなり、色々とパーツを付けたい衝動に駆られます」
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現在、新型コロナ禍の状況下により、クルマ需要が高まり、さらに半導体や、パーツ不足で新車の生産が遅れ、供給に需要が追い付かず中古車の個体数が減少していることから高額査定となっている傾向にあるといいます。
また、前出のA氏は「中古車→中古車の買い替えはあまりメリットが無いが、価格のつく下取りクルマがあり、比較的納車が早い新車購入なら今が一番メリットが高い状態だった」と語っています。
そのため、元々憧れに対象だったこと、購入するに適したタイミングだったことが重なってアルファードを手に入れたようです。
もうね、でかい自動車で粋がってる時代じゃないんだよ。
軽自動車で十分。