日産新型「キャシュカイ」はスタイリッシュなだけじゃない! 新開発の高性能AWDを搭載
日産が欧州を中心とした海外に導入する新型「キャシュカイ」(3代目)は、高性能な四駆システムを搭載しています。いったいどんなシステムなのでしょうか。
新型キャシュカイの四駆がスゴイ!
日産のクロスオーバーSUV「キャシュカイ」は、かつて日本でも「デュアリス」として販売されていましたが、海外で独自に進化。2021年に3代目へとフルモデルチェンジし、欧州をはじめとした海外市場に投入されます。
この新型キャシュカイには、高性能な四輪駆動システムを搭載するモデルが用意されています。
新開発のインテリジェント四輪駆動システムは、必要に応じてエンジントルクをリアアクスルに素早く伝達できるダイレクトドライブシステムを採用。グリップが失われたときのシステムの応答時間は従来の5分の1に短縮されました。
また、センターコンソールのセレクターでドライビングモードを選択することが可能で、モードに応じてフロントアクスルとリアアクスル間のパワー配分を調整することができます。
快適性とパフォーマンスをバランスよく組み合わせた「スタンダード」、パフォーマンスと効率性を両立させた経済的な走行が可能な「エコ」、よりパフォーマンスを重視した「スポーツ」などを選択できるとともに、雪道や凍結した道路を走るためのスノープログラムや、泥道や岩場、林道を走るためのオフロードモードが用意されました。
4WDはキャシュカイの最上級モデルとして設定。1.3リッターターボエンジン(158hp)には最新世代のエクストロニックオートマチックトランスミッション(CVT)を組み合わせており、2WDも設定されています。
また、1.3リッターターボエンジンには140hpの低出力版も用意されており、6速MTと2WDを組み合わせました。
なお、全モデルに、リチウムイオン技術を用いたマイルドハイブリッド12Vシステムを搭載し、燃費向上とトルクアップを実現しています。
また、欧州初となるe-POWERシステムは、2022年にキャシュカイに搭載される予定です。
140kWの電気モーターや高性能バッテリー、ガソリンエンジン、発電機、インバーターを搭載。e-POWERにおいてエンジンは発電に使われ、電気モーターで走行します。
この構成により、スムーズな加速と高いエンジンの快適性を備えた電気自動車のようなドライビングフィールを実現。また、ガソリンエンジンを最適な速度域で動作させることができるため、燃費やCO2排出量の改善にもつながります。
さらに、キャシュカイ e-POWERは「リーフ」と同様に「ワンペダルドライブ」も可能です。キャシュカイでは、発進、加速、ブレーキを同じペダルでおこなうなど、走行時間の90%をワンペダルで走行することができます。
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