300系はまだ? トヨタ「ハイエース」なぜ人気? オーナーの気になる部分とは
トヨタ「ハイエース」は1967年に登場後、現在でもその積載力を生かし、幅広い用途で活用されています。実際にハイエースに乗っているユーザーには、どのような本音があるのでしょうか。
長らく愛されるハイエースの魅力と意外な欠点とは?
トヨタ「ハイエース」は、1967年に初代モデルが登場。2021年現在、日本では5代目となる200系が2004年から販売されています。
では、実際にハイエースに乗っているユーザーには、どのような本音があるのでしょうか。
ハイエースは日本国内だけでなく世界150か国以上で販売されており、仕事に使う商用車としてはもちろん、個人所有の愛車やウェルキャブ(福祉車両)など、幅広い活躍を見せています。
現在まで、海外を含めて5度のフルモデルチェンジがおこなわれており、日本では前述の5代目200系が販売され、2019年から東南アジア向けなどに300系が発売されています。
日本で馴染みのある200系は、ボディサイズによって「バン」「ワゴン」「コミューター」3種類のモデルに分けられます。
さらに全長が異なる「ロング」「スーパーロング」、全幅が異なる「標準ボディ」と「ワイドボディ」、全高が異なる「標準ルーフ」「ミドルルーフ」「ハイルーフ」など、幅広いラインナップにより、さまざまな用途で活躍しています。
ただし、グレードによって組み合わせは決まっており、ハイエースバンの「DX/DX“GLパッケージ”」では「ワイドボディ+スーパーロング+ハイルーフ」となります。
搭載されるパワートレインは、2リッター/2.7リッター直列4気筒ガソリンエンジン、2.8リッター直列4気筒ディーゼルエンジンの3種類で、駆動方式は、2WDと4WDをラインナップ。
トランスミッションはガソリン車とディーゼル車とも6速ATです。
では、ハイエースの魅力についてユーザーからはどのような声があるのでしょうか。
ハイエースを仕事で利用する人からは「天井知らず」という声が多く、室内幅はもちろん、室内高に余裕があるという部分で評価を受けているようです。
ほかにもハイエースの積載性に関して「長物が積みやすい」「バイクもガンガン乗せられる」といった声も出ています。
さらに、仕事用のクルマとして定番となっているハイエース故に個性を出したいというユーザーも多く、「200系はカスタムパーツが多いからハイエースを選んだ」という人もいました。
一方で200系の気になる部分については「ディーゼルと比べるとガソリンは非力な感じ」などとガソリン車にパワー不足を感じる人もいるようです。
また、前述で積載性に評価があるのに対して「リアゲートの車高が高く、積込みがややしづらく感じる」「走行性は良いけど積込みしにくい」といった荷物の積み込みがしづらいというも声も見受けられました。
そうしたなかで、仕事で使用する人が多いなか近年では、アウトドアなどの趣味を楽しむクルマとして個人所有する人も増えているようです。
実際に個人で所有している男性は次のように話します。
「ハイエースを購入したのは、私がサーフィンやキャンプを趣味としていて、積載性のあるクルマが欲しかったからです。
ハイエースはキャンプ用品を全部積んでもまだ余裕がありますし、サーフボードに関しては室内の天井部分にラックを付けて積んでいますが、天井が高いのでまったく邪魔になりません」
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仕事にも趣味でも活躍するハイエース。日本では「200系のままでもいい」「早く300系を日本に入れて!」という賛否が出ています。
現時点では、300系の日本投入は未定といいますが、今後の動向に関して幅広いユーザーが注目しています。
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