ホンダ新型「ヴェゼル」はハイブリッドが狙い目!? 最上級とエントリーの装備はどう違う?
最上級「PLaY」は安全装備も充実!
内装は、「PLaY」がグレージュの専用インテリアとなり、ほかのグレードはブラックとなります。
「PLaY」と「Z」はシート生地がプライムスムースとファブリックの組み合わせで、ハンドルとセレクトレバーも本革巻き。「X」と「G」のシート生地はフルファブリックです。
メーターなどは全グレードでほぼ共通ですが、「G」は4.2インチ、それ以外のグレードは7インチマルチインフォメーションディスプレーが標準装備されます。
「PLaY」に標準装備される「Honda CONNECTディスプレー+ETC2.0車載器(ナビゲーション連動)」は、ほかのグレードではオプションになります。
また、「PLaY」のみにパノラマルーフが標準設定され、ほかのグレードはオプションとしての設定はありません。
エアコンなどの快適装備がグレードによって異なり、ハイブリッド車が電動エアコンコンプレッサ、ガソリン車がエンジン駆動エアコンコンプレッサです。
全車オートエアコンですが、「Z」のみ、左右の席で独立して温度調整が可能なタイプが装着されます。
「PLaY」と「Z」と「X」(4WD)には運転席と助手席にシートヒーターが装着され、「PLaY」と「Z」にはステアリングヒーターと後席のエアコン吹き出し口も装着されます。
運転支援では「ホンダセンシング」を全車標準装備。「PLaY」は後退走行時に自車の斜め後方から来るクルマなどを警告する「後退出庫サポート」が標準装備されますが、この機能は「Z」では「Honda CONNECTディスプレー+ETC2.0車載器(ナビゲーション連動)」を選択した場合のみ装着されます。
さらに、走行中の死角になりやすい自車の斜め後方車両を検知する「ブラインドスポットインフォメーション」は「PLaY」と「Z」に標準装備です。
新型ヴェゼルの4WDシステムでは、ガソリン車もハイブリッド車も基本的に同一のリアルタイムAWD式です。
とくにe:HEVのAWDは、電動パワートレインによる高応答なモーターの駆動力と、リアルタイムAWDの組合せにより、常に四輪に最適な駆動力配分をおこない、高いコントロール性を実現。
車体制御技術も協調させ、運動性能を飛躍的に向上し、滑りやすい路面での走破性の進化を図りました。
そして、コーナーリング時に内側の車輪に軽くブレーキをかけてアシストする、「アジャイルステアリングアシスト」機能が全車に装着されています。
それぞれのグレードにおける価格差はどうなっているのでしょうか。
ガソリンの「G」が227万9200円(2WD)と249万9200円(4WD)、e:HEVのエントリーグレードの「X」が265万8700円(2WD)と287万8700円(4WD)、「Z」は、289万8500円(2WD)、311万8500円(4WD)です。
また、最上級グレードである「PLaY」は329万8900円(2WD)です。
※ ※ ※
新型ヴェゼルの初期受注では、全体の9割が「e:HEV」を選択しているといいます。
日常シーンのほとんどをモーターで走行し、低燃費で滑らかな走りを実現する2モーターハイブリッドシステムに加え、存在感のあるフロントマスクとゆとりの室内空間、先代モデルからさらに進化した最新の安全運転支援システム 「ホンダ センシング」が評価を得ているようです。
なお、4つのグレードのなかでもっとも売れているのは中間グレードの「e:HEV Z」で、7割以上の人に選ばれています。
たんだ?この記事。まともに調べてもない