ナンバーなぜ盗まれた? 国産車の「部品ねらい」続出 トヨタ車は要注意! 海外流出もある最新事情とは
部品が盗まれたらどうすればいいの?
では、万が一に部品ねらいに遭ってしまったらどうすればいいのでしょうか。
盗難に遭ったクルマが車両保険に入っていれば、保険金が下りるケースがあります。
車両保険でカバーされるのは車両に固定されている部品で、タイヤやホイール、シートやハンドル、シフトノブなどクルマの運転に必要不可欠な部品から、ダッシュボードに埋め込まれたカーナビやオーディオなども含まれます。
ポータブルタイプのナビやホルダーにセットされたタブレットなどは、通常の車両保険ではカバーされないことが多いので、契約している保険会社に問い合わせる必要があります。
車両保険を使用する場合は、警察への届出が必要なので、まずは警察に連絡しましょう。
また、盗難で自動車保険を使用すると、等級がダウンしてしまいます。
ロードサービスの利用は等級に影響しない保険会社が多いので、ホイールやハンドルが盗難されるなど、自走不能の場合には修理工場まで運んでもらえるか確認することをおすすめします。
さらに、ナンバープレートが盗難に遭った場合は、再交付されるまでクルマを使うことができず、再度申請をおこなう場合には盗難により返納できないなどという理由書が必要です。
また、再交付にはナンバープレートを制作する必要があるため、数日間かかってしまいます。
また、登録車の場合リアのナンバープレートは封印が必要なため、盗まれた場合には封印の作業も発生するため、注意が必要です。
※ ※ ※
部品ねらいに遭ってしまうと、精神的なダメージのほかに、車両保険に入っていたとしても手続きや等級のダウンなど、コストを負担する必要が出てしまいます。
盗難被害に遭わないのが一番ですが、警察では予防方法として、ナンバープレート盗難防止用の特殊ネジの使用や警報装置の設置、駐車場への対策などを呼びかけています。
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