全長6.5m超えの1080馬力モンスターマシン爆誕! 日野の来季ラリーマシンをお披露目!
日野は、2022年1月にサウジアラビアを舞台として開催される「ダカール・ラリー2022」に同社初のレース用ハイブリッドシステムを搭載した車両を投入して参戦することを発表しました。
日野の1000馬力超えモンスターマシンを来季投入へ
2021年6月30日に日野は、サウジアラビアを舞台として開催される「ダカール・ラリー2022」に同社初のレース用ハイブリッドシステムを搭載した車両を投入して参戦することを明らかにしました。
2022年1月2日から14日にかけて開催されるダカール・ラリー2022に、日野は「日野チームスガワラ」として参戦。
同社は、1991年に日本の商用車メーカーとして初めて同ラリーに参戦し、前回大会ではクラス12連覇を達成。2022年は31回目のダカール・ラリー挑戦となります。
ダカール・ラリーのトラック部門は、排気量が10リッターを超えるモンスタートラックが上位を占めています。
日野チームスガワラは「小よく大を制す」をモットーに、30年に渡る参戦で培ってきた経験と技術を駆使して、ライバル勢と互角の戦いを繰り広げ、自らの持つ記録を塗り替えてきました
今回、3度目のサウジアラビア開催となるダカール・ラリー2022では、2020年のレースに参戦したボンネット車両(ベース車:北米専用車)に大幅な改良を施して参戦します。
参戦車両は、日野「レンジャー(HINO 600シリーズ)」に8.9リッター直列6気筒ディーゼルターボエンジンとハイブリッドシステムを組み合わせてシステム最高出力1080馬力を発揮。
ボディサイズは、全長6700mm×全幅2500mm×全高3100mm、ホイールベース4170mmです。
ダカール・ラリー2022に向けては、車両の軽量化、および日野初のレース用ハイブリッドシステムと高馬力エンジンにより、圧倒的な動力性能を備え、上位争いを確実に狙える車両を開発しているといいます。
ダカール・ラリーの参戦に関して、日野は次のように説明しています。
「ラリーという量産車開発では経験できない挑戦を通し、若きエンジニアが成長するとともに、日野が長年培ってきたHV技術で挑むことで、将来のEV化に繋がる制御技術を磨き、日野自体の技術力向上へとつなげていきます。
今後も開発・テストを継続して車両を熟成させ、サウジアラビアの地で『世界一過酷』といわれるラリーに挑戦します」
また、ドライバー兼チーム代表の菅原照仁氏は次のようにコメントしています。
「これまで水面下で準備を進めてきたハイブリッドマシンがいよいよ実戦デビューとなります。
まったく新しいチャレンジとなりますが、開発陣の英知を結集したニューマシンで、総合上位争いに食い込めるよう、万全の準備を整えて参ります。ご期待下さい」
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なお、日野ではレースまでの期間にもさまざま情報発信をしていくといい、今後の活動からも目が離せません。
日本の企業なら日本仕様のFD系レンジャーで闘ってほしいな?
この600シリーズ以前はFD系だったのに残念だ。
ことにエンジンも8.9リッターと言うことは大型トラックや観光バス用のA09型だと推察するけど、日本のレンジャーの5.0リッターA05では勝てないのかな?w
排ガス規制大義に実質的にはマイナーチェンジのレンジャーやブロフィアをフルチェンジとして大幅値上げしておきながら何時までこんな茶番レースをやるつもりなのか?w
一部大手の運送会社は日野販売店を自社経営して安くシャシを仕入れられる特権意外は値上げに苦しむ運送会社ばかりなのにな〜w
日野や他のトラックメーカーは旧シャシの流用に加えた排ガス浄化装置の重量増し分を車体メーカーの軽量化技術に全て押し付ける堕落を運送会社は知ってるのだろうか?
販売店のメカニックのサービス残業など、受け皿以上に修理の依頼を受けておきながら残業を認めない首脳陣とか、トラックドライバーの次はメカニック不足が噴出するだろね。
バカみたいに砂漠で無駄な競争する暇があるなら少しは縁の下を覗いたらどうなんかな?
オリンピックと同じで爪痕だけ残して去る競争なんてやめるべきでしょ。
生け簀で泳ぐ魚を捌いてみせる時代じゃあるまいしw