何の意味? ナンバープレートの「-・」はなぜ表記? ハイフンや中黒の存在意義とは
ナンバープレートの取り付け方も厳格化! その内容は?
ところで、ナンバープレートは表記だけではなく、取り付け方にも厳格な基準が設けられています。
たとえば、取り付ける角度は、フロントでは上向き10度から下向き10度の間、リアでは上向き45度から下向きで5度(ナンバープレート上端までが1.2m以下の場合)もしくは上向き25度から下向き15度(ナンバープレート上端までが1.2m超の場合)と決められています。
かつて、原付きバイクで見かけることがあったナンバープレートを水平に近い角度に折り曲げるのは法令違反になります。
また、ナンバープレートを取り付けるフレームについては、文字が一部でも隠れてしまうものは禁止です。
さらに、ナンバープレートをすべて覆うナンバーカバーの装着は、たとえ無色透明であっても道路運送車両法第109条第1項により違反となり、50万円以下の罰金が科されます。
国土交通省では、今回の改正について以下のように説明しています。
「ナンバープレートについては、『番号を見やすいように表示しなければならない』とだけしか規定されていない時代もありましたが、2016年4月1日に道路運送車両法などが改正されて厳格化されました。
しかし、ナンバープレートの取り付け位置についてはクルマの構造や生産ラインにも関わることなので、改正された法律の適用は猶予期間を設けて2021年4月1日以降に登録された新車からと決められていました。
ただし、新型コロナウイルスの感染拡大により、国内の自動車購入需要が停滞したことなどを勘案して2021年10月1日以降に延期されています。
もし、10月以降に新車を購入して、以前のクルマに付けていたナンバーカバーを装着すると違反となる可能性があるので注意してください」
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ナンバープレートで使用されている表記にはハイフンひとつとっても、さまざまな意図が込められています。
公道を走行するうえで装着が義務付けられているナンバープレート。今回の改正も含め、なぜ必要なのか改めて考えることも重要でしょう。
「ハイフンが使われるようになったのは1962年から」とありますが、最近の車両でもハイフン無しを見かけます。本記事以降の変更が有りそうなので、よろしくお願い致します。