マセラティ次期「グラントゥーリズモ」はエンジンもある!? プロトタイプの写真から推測する
マセラティ・イノベーション・ラボは2021年6月14日、モデナの一般道を走行する、次期型マセラティ「グラントゥーリズモ」のプロトタイプの写真を初公開した。
ブランド初の電気自動車
マセラティが2021年6月14日に公開した次期「グラントゥーリズモ」プロトタイプの写真は、「MC20」の時と同じように、スパイフォト風に撮影されたものが多い。もちろん、ボディ全体には擬装が施されているため、おおまかなボディラインは掴むことができても、その詳細については想像するしかない。

マセラティの公式アナウンスによると、次期グラントゥーリズモは正式な発表にむけて、プロトタイプによる様々な走行条件におけるテストが現在おこなわれているという。
走行テストのステージは、一般道だけでなくサーキットも含まれており、市販化に向けた走行データの収集が進められている最中だ。
マセラティの電動化のための新たな戦略「フィルゴーレ」で発表されていたとおり、次期グラントゥーリズモはブランド初の電気自動車としてデビューすることは間違いない。しかし写真を見る限り、フロントセクションの大きなグリルなど、まだエンジン搭載モデルも予定にあるのではないかと期待を寄せてしまいそうだ。もっとも、プロトタイプのグリル自体がカモフラージュかもしれないので、マセラティの今後の動向は随時チェックしておく必要があるだろう。
今回公表された写真を見て確信されるのは、ハードトップのルーフがあることがハッキリと認められるので、「グラントゥーリズモ」で間違いないということだ。オープンモデルの「グランカブリオ」の開発も同時進行されているのか、今後のマセラティに要注目である。
Writer: VAGUE編集部
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