もはや車中泊は定番? 「クルマで寝泊まりしたことある?」 意外な活用術とは
クルマのなかで寝泊まりする「車中泊」が注目されていますが、実際に車中泊を体験したことがある人はどのくらいいるのでしょうか。
車中泊ってやったことある?
新型コロナ禍ということもあり、3密を避ける移動手段としてクルマの利用価値が見直されています。さらに、アウトドアブームに伴い、クルマのなかで寝泊まりする「車中泊」が注目されています。
くるまのニュースでは、車中泊についてSNSでアンケートを実施しました。
「車中泊に興味がありますか?」という質問では、「興味がある」が77.8%、「興味がない」が22.2%という結果になり、多くの回答者が車中泊について関心を寄せていることが明らかになりました。
さらに、「車中泊をしたことがありますか?」という質問でも、「車中泊をしたことがある」が76.5%、「車中泊をしたことがない」が23.5%と、実際にクルマのなかで寝泊まりしたことがある人が多くいました。
「どんなときに車中泊をしますか? 車中泊をしたことがない人はどんなときにしたいですか?」(複数回答)という質問では、さまざまな回答が集まりました。
もっとも多かったのが「気ままな一人旅」(49.1%)、「家族や友人と少人数での旅行」(37.7%)、「釣りやサーフィンなど早朝からのアクティビティの前泊」(35.8%)、「災害時の避難場所」(22.6%)、「ペットとの旅行」(7.5%)と続きます。
そのほかには、「観客が大勢詰めかける地方イベントで宿がとれなかったとき」「朝早のフライトのため空港の駐車場で前泊」「飲み会後にお酒が抜けるまで」といった状況で車中泊をしたことがあるという回答者もいました。
「どんなクルマで車中泊をしましたか? 車中泊をしたことがない人はどんなクルマでしたいですか?」(複数回答)という質問では、「ミニバン」がもっとも多く45.3%。
以降は「軽自動車」(28.3%)、「SUV」(26.4%)、「セダン」(22.6%)で車中泊したことがある回答者が多かったです。
なかには、「キャンピングカー」で本格的に車中泊をしている人もいる一方、「オープンカー」や「クーペ」といった車内が狭いクルマで車中泊する人がいるなど、普段乗っているクルマで寝泊まりするのが一般的なようです。
車中泊についてのエピソードについても聞いてみました。
「足元が狭い、屋根に叩きつける雨音で眠れない」「寝返りできず体が痛い」「夏の暑さだけはなんともならない」など、やはり限られたスペースで睡眠をとるには、さまざまな苦労が伴うようです。
「軽自動車タイプのキャンピングカーを見て、結構広くスペースを取れると知り驚いた覚えがあります。我が家の猫は極度の人見知りなので、災害時に猫を連れて避難するのに良いなと思いました」という回答者もおり、災害時にペットを避難所へ連れていけないという状況においても車中泊が有効だといえそうです。
さらに、現在のように車中泊が注目される以前のエピソードとして次のような声も寄せられています。
「今から25年位前に友人と2人で神奈川から高知まで家のラルゴハイウェイスターで多少の着替えと寝袋を持ってとりあえず出発。予算は1人3万5000円と決めて高速を南下。
まだ道の駅もあまり無い時代だったので、地元の日帰り入浴施設(温泉)でお風呂に入り、高速のサービスエリア駐車場で車中泊。
5月でしたが寒くて良く眠れず、急遽毛布を買ったりしつつ3泊4日の旅をしました」と、クルマのなかで寝泊まりして旅を楽しんだという回答者もいました。
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ほかにも、「スキー場が混んでいた頃よく車中泊しました。海釣りの船宿オープンまで寝たりしましたが、どっちもエンジンかけっぱなしでエアコンは気が引けます」や「前方に駐車したクルマも仮眠を取られていたのか、ヘッドライトがついたままで眩しかった」というコメントもありました。
車中泊をおこなうときは事前に車中泊が可能な場所かどうか確認したり、周囲の人に迷惑がかからないよう、ルールを守って車中泊しましょう。
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