影に隠れた存在だけど高性能! トップモデルじゃない実力派の車3選

GT-R人気に引きずられてすでに価格高騰したスカイラインとは?

●日産「スカイライン 25GTターボ」

伝統的な「スカイライン」の最終進化系モデルともいえる「スカイライン 25GTターボ」
伝統的な「スカイライン」の最終進化系モデルともいえる「スカイライン 25GTターボ」

 1957年にプリンス自動車から誕生した「スカイライン」は、当初から先進的でスポーティなモデルというコンセプトを確立していました。

 その後、生産が日産になってからもスポーティなグレードを設定し、なかでも「スカイラインGT-R」が日産の高性能モデルの代名詞的存在です。

 そして、スカイラインGT-Rは1998年に発売された10代目の「R34型」をもって消滅して、今では神格化された存在ですが、このR34型にはFRの高性能モデルとして「25GTターボ」がラインナップされていました。

 ボディタイプは4ドアセダンと2ドアクーペで、エンジンは2.5リッター直列6気筒DOHCターボの「RB25DET型」を搭載。最高出力はGT-Rと同じく280馬力を発揮します。

 トランスミッションは5速MTと4速ATが設定され、駆動方式は前述のとおりFRのみ。直列6気筒エンジンと相まって、ある意味スカイラインの伝統的な系譜の最終進化系モデルといえるでしょう。

 R34型は2001年に生産を終了して後継のV35型が登場しましたが、伝統の丸テールを廃止したことやV型エンジンのみとなったことで、なかには「R34型こそ最後のスカイライン」と評するコアなファンも存在します。

 なお、スカイラインGT-Rは全モデルともに異常なまでに価格高騰してしまいましたが、この25GTターボも、もはや手軽に買える価格ではありません。

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※ ※ ※

 今回、ギャランフォルティス ラリーアートを取り上げましたが、三菱は2021年5月11日におこなわれた2020年度決算説明会で、ラリーアートの復活を明言しました。

 ラリーアートはWRCに代表される三菱のモータースポーツ活動をサポートする子会社で1984年に設立。ギャランフォルティス ラリーアートのように市販車にも高性能ブランドとして名を冠してきましたが、2018年にはブランドも消滅してしまいました。

 ラリーアートの復活について現時点で詳細は明らかになっていませんが、まずは純正アクセサリーの展開と、今後はモータースポーツ活動の再開も検討しているとのことで、かつてのような高性能モデルの登場も期待できるのではないでしょうか。

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1件のコメント

  1. 当時、友だちが34のこの記事のクルマに乗っていて、盗難にあったなー
    その人の家は大の日産党でした。

    私は今、32Mに乗ってます笑

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