超ド迫力なギラ顔SUVが存在! レクサスを目指した?「WEY」を展開する長城汽車とは
中国版レクサスを目指していた? SUVブランド「WEY」とは?
ハヴァルと同じく、長城汽車を支えるSUVブランドがもうひとつあります。
2016年にローンチされた「WEY」は長城汽車のトップ、魏健軍氏の名字「魏(wei)」から取られています。
中国初の「創業者の名前から名付けられたブランド」となり、設立には日本人を含む1600人以上のエンジニアと研究者が世界規模で関わったという点でも中国初で、2020年にはWEYブランド単体で7万8500台を販売し、累計販売台数は40万台を突破しました。
創業者の名前を冠したこの新しいブランドは、ハヴァルよりも高級志向のモデルを展開しており、スポーティなモデルの「VV5」「VV6」「VV7」、より落ち着いたプレミアムなモデルの「P8」(現在はラインナップ落ち)、そして2021年の上海モーターショーで発表された「モカ」と「マキアート」がラインナップされています。
また、当時長城汽車の副社長だったサミュエル氏の経緯が、トヨタ→レクサス→長城汽車副社長(現在はFord)という経歴を持っていたこともあり、中国版レクサスを目指していたともいわれていたほか、2017年に開催された上海モーターショー時点では、レクサスの隣にブースを展開して雰囲気を寄せていました。
さらに、2020年7月の成都モーターショーにて、WEYはまったく新しいタイプの車種を発表しました。
「タンク300」と名付けられたモデルは、ハヴァルやWEYには無かったような、ラダフレームを採用した本格派オフロードです。
直線的でゴツゴツとした、ラギッドな外装デザインを持ちながらも、内装はしっかりと快適さと高級感に溢れた雰囲気を醸し出しています。
また、2021年4月の上海モーターショーではWEYブランドから独立し、「タンク」単体としてのブランドが立ち上げられました。
パワートレインは223hpを出力する2リッター直列4気筒ターボエンジンに8速オートマチックトランスミッションが組み合わされています。
車線逸脱警報(LDW)、交通標識認識支援(TSR)、アダプティブクルーズコントロール(ACC)、ヒルディセントコントロール(HDC)などの先進安全装備や、オフロード走行に欠かせないデフロックなども装備し、価格は17万5800人民元(約292万4000円)から21万3800人民元(約355万6000円)となっています。
また、長城汽車が大成長をおさめるきっかけとなったピックアップトラックも未だ健全です。
長城汽車のピックアップトラック部門は、中国メーカーのなかでも国内と輸出の両方で23年連続トップの販売台数を誇っています。2020年の販売台数はピックアップだけで22万5002台を記録しました。
長城汽車は、2020年に合計で111万1598台を出荷し、中国の自動車メーカーとしては5番目の規模を誇るメーカーとなりました。
5年連続で出荷台数は100万台を超えており、さらなる成長を続ける長城汽車からは目が離せません。
なお、この長城汽車。実は日本にも進出を果たしています。2016年1月に「長城日本技研株式会社」を神奈川県横浜市に設立。
日本国内ではモデルを販売していないものの、日本法人を通じての研究開発などはおこなっているようです。
公式サイトも長らく更新されていませんが、別のサイトでは2020年度の採用情報が掲載されていることから、一応日本法人としてはまだ存在しているようです。
日本には来てほしくない。日本の自動車産業を護るべき。中国なんかに潰させてはいけない。
日本で発売されてない中国車の記事か。
まぁ、中国車なんて絶対乗らないね。理由はYouTubeで「中国車 衝突安全試験」と調べたらわかる。
それに日本車の方が歴史も品質も信頼性もブランド価値もはるかに上だし。