驚愕の880psの「F8XX」完成! フェラーリの斜め上をいく「マンソリー」マジックとは
「F8XX」は、ノーマルから160psアップの880ps!
インテリアのフィニッシュも実にゴージャスなものだ。内装はベージュが基調色となり、シートもそれに合せたスペシャル仕様となっている。
フロアからシートにかけてはホワイトのアクセントカラーが配され、また助手席前方のグローブボックスの上には、MANSORYのロゴを刻んだプレートがフィットされる。そのキャビンを覗き込んだ者は誰もが、思わず土足でその空間に足を踏み入れることを躊躇するに違いない。
ノーマルのF8トリブートのエンジンは、最高出力720ps、最大トルク770Nmとスーパースポーツの名に恥じないスペックを持つが、マンソリーはこれにさらにチューニングの手を入れた。
ECUや吸排気システムに独自の手を加えることによって、最高出力をプラス160psの880ps、最大トルクをプラス190Nmの960Nmにまで引き上げることに成功した。
それによって最高速は354km/hへとノーマルのF8トリブートから14km/h向上。一方、0−100km/h加速も2.6秒と0.3秒を短縮することに成功した。
スーパースポーツのチューニングとは、こういうものだというマンソリーの、自信と誇りに満ちた笑顔が想像できるかのようなスペックだ。
さらに注目すべきは、ノーマルで292g/kmと発表されていたCO2排出量が、このF8XXでは284g/kmに減っていることだ。ただし、WLTPモード燃費は、総合で7.7km/Lから7.2km/Lへと悪くなっている。これは880psへの代償といったところだろうか。次作への期待も大きく高まるチューナーだ。
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