中国「ファーウェイ」が新車販売に本格参入! 通信機器大手が販売するSUV「SF5」とは
純電動モデルの生産状況はどうなっている?
中国内において生産・販売されるすべてのクルマは、日本でいうところの経済産業省や総務省の業務を扱う「中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部)」にその情報の届出をおこなう必要があります。
工信部の登録情報を見ると、レンジエクステンダーモデルのSF5のみならず、ガソリンエンジンを搭載しない純電動モデルも登録されているので、純電動モデルの発売も予定はされているのだろうと推測できます。
では、今回発表されたSF5の「ファーウェイモデル」は一体どのような特別装備があるのでしょうか。
インフォテインメントシステムには「Apple Car Play」や「Android Auto」のような機能である「Huawei HiCar」を搭載。
センターコンソールに搭載されているタッチスクリーンから音声コマンドで20以上の機能が使用可能となっています。
車内スピーカーもファーウェイが開発したHUAWEI SOUND技術を用いており、11個の高音質サラウンドスピーカーシステムで乗員に上質な音響環境を提供します。
ミリ波レーダーや超音波レーダー、サラウンドカメラによって提供される自動運転レベル2+αの運転支援機能など、上記以外の装備は既存のSF5と同じ装備となっているので、要するにインフォテインメントシステム周りの操作系統やスピーカーなどがファーウェイモデル独自の装備となっているだけと考えられます。
価格は、2WD仕様が21万6800元(邦貨換算約360万6000円)、4WD仕様が24万6800元(約410万5000円)からとなります。
予約は4月21日よりすでにファーウェイの各直営店やオンラインストアなどで開始しており、1000元(約1万6600円)のデポジットを払うことで予約は完了です。カスタマーへのデリバリーは5月より開始される予定とのことです。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。