トヨタ新型「ハイエース」発売はいつ? 海外発売から2年 現行17年目突入の近況とは

トヨタは、フィリピンにて新型「ハイエース」を海外向けに展開すると2019年2月18日に発表しました。日本でも高い人気を誇るモデルということもあり、その後の動向に注目が集まっていましたが、現状ではどうなっているのでしょうか。

送迎需要に応えるために発売された「グランエース」とは?

 海外向けの新型ハイエースが登場してから約8か月後の2019年10月8日にトヨタは日本国内向けに新型「グランエース」を発表し、同年11月25日に発売しました。

 グランエースは、海外向けの新型ハイエースをベースにした乗用車となり、上質かつ快適な移動空間としてワイドなサイズを活かした圧倒的な存在感を有するフルサイズワゴンです。

 新型ハイエースと同じくセミボンネットのパッケージを採用し、3列シート6人乗りと4列シート8人乗りの2タイプを設定。上質な乗り心地や優れた操縦安定性を備えた高い基本性能とゆとりの室内空間が特徴となっています。

送迎ニーズに対応するために発売された「グランエース」
送迎ニーズに対応するために発売された「グランエース」

 グランエースは、ハイエースと同じ商用車としての使用ではなく、送迎用途に重きをおいたモデルです。導入背景について、トヨタは次のように説明しています。

「グランエースは、送迎ニーズを想定したモデルです。

 ベースは、海外向けの新型ハイエースで、全長5m超えとかなり大柄なサイズです。

 しかし、タイヤがかなり切れるので一回り小さい『アルファード』より小回りが利くなどの特徴があります。

 また、日本で新型ハイエース自体を導入するわけではないので、既存のハイエース(200系)はそのまま商用バンとして販売していきます」

※ ※ ※

 日本で販売されているグランエースは、あくまで乗用車として送迎ニーズに応えることを目的としたことが分かります。

 その一方で現行ハイエースは継続されることがアナウンスされるなど、前出の販売店スタッフが話すように、ハイエースは簡単にフルモデルチェンジできるクルマではないのかもしれません。

トヨタ・ハイエース のカタログ情報を見る

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Writer: くるまのニュース編集部

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