「オラ顔と無縁」新型MPV「スターリア」の個性派デザインに賛否両論! 否定派から「日本車も…」の声
ヒュンダイ新型「スターリア」は未来的なデザインが特徴のMPV(日本でいうミニバン)です。日本のクルマでは見られない個性的なデザインですが、どのような反響を受けているのでしょうか。
「どのクルマにも似ていないと思う」 新型スターリアに賛否両論
韓国の大手自動車メーカーであるヒュンダイが2021年3月17日に内外装デザインを公開した新型「スターリア」は、MPV(Multi Purpose Vehicle)というカテゴリに属する多人数乗車が可能なクルマです。
つまり新型スターリアは日本でいうミニバンに該当しますが、日本メーカーが製造するミニバンとは異なる個性的なデザインです。いったい、どんな反響があるのでしょうか。

新型スターリアは、ボンネットの存在感が控えめな流線型のシルエットを採用しており、ヒュンダイによると宇宙船のような未来志向なデザインを表現しているとのことです。
フロントフェイスはピクセル状のヘッドライトが特徴的です。上級仕様の「スターリアプレミアム」はヘッドライト周辺がゴールドで縁取られているなどで差別化されており、標準仕様はモダンかつプレーンに仕立てられました。
そんな新型スターリアのデザインについて、SNSユーザーはどのような評価をしているのでしょうか。
くるまのニュースでは、2021年3月29日から4月2日までSNS経由でアンケート調査を実施。新型スターリアに対するSNSユーザーの意見を調査しました。
まず、新型スターリアのデザインについて「すごくカッコいいと思う」「まあまあカッコいいと思う」「あまりカッコいいとは思わない」「まったくカッコいいとは思わない」の4択で質問したところ、「すごくカッコいいと思う」と回答したユーザーの割合は15.4%、「まあまあカッコいいと思う」と回答したユーザーの割合は26.9%にのぼりました。
一方、「あまりカッコいいとは思わない」は23.1%、「まったくカッコいいとは思わない」は34.6%を記録。
結果「すごくカッコいいと思う」と「まあまあカッコいいと思う」の合計は42.3%、「あまりカッコいいとは思わない」「まったくカッコいいとは思わない」の合計は57.7%という結果となり、否定的な意見の方が若干多いものの、賛否両論となっています。
好意的な意見を持つユーザーにデザインに対する感想を聞いたところ、「スターウォーズに出てきそうな未来的な雰囲気がフロントフェイスにあって、カッコいいと思います」「オラオラ顔系のクルマとはまったく違う価値観でデザインされていると感じます」「どのクルマにも似ておらず、そのうえ安っぽく見えません」という回答などが寄せられました。
一方、カッコいいと感じなかった人に理由を聞いたところ、「ノッペリした顔でブサイクに感じました」「無表情な感じが受け入れがたいです」「フロントフェイスを縦断して一直線に光る部分がいただけません」などと回答しています。
なお、否定的な意見のなかには「素直にダサイと思います。ただ、日本のミニバンも似たようなものです」と評した人も存在しました。
※ ※ ※
ヒュンダイは日本のSNS公式アカウントで燃料電池車「ネッソ」や電気自動車「IONIQ 5」の情報発信をおこなっていますが、これらの車種も新型スターリアに通ずる未来的なデザインが印象的です。
個性的なデザインのヒュンダイ車がもし日本に投入されたら、国内ユーザーから注目を集めるかもしれません。
Writer: くるまのニュース編集部
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