なぜ軽や小型車のイメージ変わった? 質素から高級志向に移り変わった理由とは

新車市場において、軽自動車やコンパクトカーは人気モデルです。かつて軽自動車やコンパクトカーといえば、「低価格」「手軽」「安っぽい」「足車(買い物車)」といったイメージがありましたが、なぜ最近では質感向上や高級志向になっているのでしょうか。

軽自動車やコンパクトカーは、なぜ質感上がった?

 かつて軽自動車やコンパクトカー(5ナンバー車)といえば、「低価格」「手軽」「安っぽい」「足車(買い物車)」といったイメージを持っているユーザーが一定数いました。
 
 しかし、現在の軽自動車やコンパクトカーは「高級感・質感」を高めたモデルが多くなってきています。なぜ、これまで3ナンバー車などに求められていた高級感や質感を盛り込むようになったのでしょうか。

もう軽自動車は「ダサくない」 質感を向上させファーストカーの立ち位置も狙えるか
もう軽自動車は「ダサくない」 質感を向上させファーストカーの立ち位置も狙えるか

 軽自動車は日本独自の規格として、「長さ3.40m、幅1.48m、高さ2.00m、排気量0.660L」と定められています。

 一方でコンパクトカー(小型乗用車/5ナンバー車)は「長さ4.70m、幅 1.70m、高さ2.00m、排気量2.00L」で、この数値をひとつでも超えたものが普通乗用車です。

 かつて、軽自動車は車両価格や税制面が普通車よりも安価に抑えられていた反面、安全面を不安視している声がありました。

 また、現在も同一ですが排気量が660ccと非力なことから近場の移動がメインとされ、最低限の装備やシンプルな内装を採用するモデルが多くありました。

 同様にコンパクトカーも軽自動車より排気量は大きいものの、使い勝手としては軽自動車に類似しており、基本的には質素なモデルが多数存在。

 このことから、軽自動車やコンパクトカーに対して冒頭のようなイメージを持っている人が多かったのです。

 しかし、最近の軽自動車やコンパクトカーは安全・機能・快適といった機能面では大きく向上しており、同時に軽自動車の魅力ともいえた車両価格は上昇傾向にあります。

 そうしたなかでも軽自動車の新車市場におけるシェアは年々増加して、現在では約37%を占めるほどに成長しています。

 最近の軽自動車市場について、日本一売れているホンダ「N-BOX」の開発責任者・宮本渉氏は次のように話しています。

「昨今、軽自動車が国内市場のなかで大きなボリュ-ムを占めて来ています。

 また、200万円に近い、またはそれを超える価格の軽自動車も、ある一定の販売台数を占めています。

 その背景の主な要因として、次のものが挙げられます。

 ・税金恩恵、燃費性能、(普通車並みのクルマもある)価格、経済性
 ・質感、装備の改善、基本性能の向上
 ・軽自動車とは思えない室内空間
 ・普通車と同等の安全装備の装着

 今後もこれらの要素は、引き続き軽自動車のなかでは重視点になると思います」

※ ※ ※

 宮本氏が述べるように、軽自動車がもつ従来のメリットとこれまでの普通車が持つメリット(装備や質感など)が合わさることでシェアを伸ばしたといえます。

 こうしたさまざまな要因があり、かつてのイメージから脱却した軽自動車はいまや日本の新車市場になくてはならない存在となったのです。

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コメント

1件のコメント

  1. 初代ヴィッツを見たら今のレクサスよりいいよ、てかレクサスが実は豪華に魅せて質素なんだよ
    ESとカムリを比べたら分かるよ。
    軽が質素なのではなく無駄な装備を省いてる車の基本だからだね。