ノビテックが840馬力仕様のフェラーリ「812GTS」を発表! エアロパーツの変更点は?
見た目だけでなく性能もアップした「812GTS」とは
車高はノビテック・スポーツスプリングを装着することによって、オリジナルから35mmローダウンすることが可能だ。さらに、ハンドリングは俊敏なものになる。
フロントアクスルはキャビンのスイッチ操作によって40mm上昇させることが可能で、車速が80km/hを超えると車高は再び自動的に低下する。パーキングなどへのアプローチの際の段差やスロープで、非常に役に立つ機能である。
フロントに搭載されるのは、6.5リッターV型12気筒自然吸気エンジンだ。フェラーリが次世代のフラッグシップモデルに12気筒自然吸気エンジンを選択する可能性は極めて低いとも噂されるだけに、この812GTS、あるいはクーペ仕様の812スーパーファストの存在は今後大変貴重になることは間違いない。
ノビテックはすでに、オリジナルとなる812GTSの最高出力800ps&最大トルク718Nmを発揮するこのエンジンを、840ps&751Nmにまで強化することに成功している。
さらにスポーツキャタリスト付きの110mm径のスポーツエグゾーストなどを装着することにより、0?100km/h加速2.8秒、最高速345km/hを達成した。
ノビテックではまた、キャビンをさらにエクスクルーシブな雰囲気に、また好みによってはレーシーな雰囲気に仕上げることができるさまざまなアイテムも用意している。フェラーリでは新車オーダー時に、テーラーメイドによって自分好みにカスタムすることができるが、さらに人とは違う自分自身だけの812GTSをクリエイトしたいカスタマーには、嬉しいプログラムといえるだろう。
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