ドゥカティが電動キックボードをリリース! 日本の公道も走行可能?
日本の公道でも走行できるのか?
PRO−I EVOの最大の特長は、イタル・デザインによって開発された統合アプリにある。このアプリは、Google Play、App Storeのいずれからもダウンロードが可能となっている。
現在の充電状態や自車位置情報など、さまざまなデータを、キックボードから離れていてもこのアプリから得ることができるのは、カスタマーには大きなメリットといえる。
搭載されるモーターは350Wのブラシレスで(ピークパワーは550Wまで)、280Whのバッテリーを搭載し、走行可能距離25−30kmである。安全性と使いやすさは前作から確実に受け継がれており、電動フロントディスクブレーキとリアディスクブレーキを備えるほか、ハンドル上には3.5インチサイズのLEDディスプレイが装備され、すべての設定を管理することができる。
フレームは軽量なマグネシウム合金製となっており、前後の10インチ・チューブレースタイヤは、パンク防止機能も導入されている。
ちなみに日本では、このエレクトリック・キックボードをそのままの状態で一般公道を走行することは不可能である。定められた保安基準を満たして、ナンバープレートを車体に取り付ければ車道を走ることはできるのだが、いずれにしても歩道の走行はできない。
仮に、バックミラーやウインカーなど、日本での公道走行に必要なアイテムを装着してしまうと、せっかくのイタリアン・デザインも、その魅力を大きく失ってしまうような気がする。
日本で使用できる状況を考えると、サーキットのピット裏やパドックで遊ぶくらいしかないことが、非常に残念である。
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