日本でも人気が出そう!? 右ハンドルのコンパクトSUV ルノー新型「キガー」登場
仏ルノーは2021年1月28日、インド市場向けのコンパクトSUV「KIGER(キガー)」を発表した。
全長4m未満のインド市場向け右ハンドルSUV
仏ルノーは2021年1月28日、コンパクトSUV「KIGER(キガー)」を発表した。
キガーは、ルノーのフランスとインドのデザイン部門の協力から生まれ、インドで設計された新型コンパクトSUVだ。当初はインド市場のみを対象にしていたが、第2段階として国際市場に投入された。
キガーは全長3991mm×全幅1750mm×全高1600mm、ホイールベース2500mmというボディサイズで、都市型SUVに分類される。車両重量は1012kgで、荷室容量は通常時405リッター、最大879リッターを確保している。
キャラクターラインが入ったボンネットやルーフラック付きのセミフローティングルーフなどが外観デザインの特徴で、19インチの大きなタイヤや210mmの最低地上高など、SUVらしい悪路走破性も持っているという。
インテリアでは、BluetoothおよびWi-Fi接続を備えた、Apple CarPlayおよびAndroid Autoと互換性のある8インチ大型タッチスクリーンを搭載。またドライバーがさまざまな運転モードを選択できる「マルチセンス」も備えている。3Dサウンドオーディオシステムやガイダンスライン付きのリアビューカメラなど装備も充実している。
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世界で2番目に人口の多い国であるインドは、ここ数年、世界でもっとも成長著しい自動車市場のひとつ。インド市場では現在、およそ51%がBセグメント・コンパクトモデルで占められている。キガーもこのBセグメントに属するSUVとなるが、他の国の自動車市場と同様、近年SUVが着実に成長しているという。
ルノーは2005年からインド市場に参入している。現在は「Kwid(クウィッド)」「Duster(ダスター)」「Triver(トライバー)」というインド専用のルノーモデルがあり、インド市場でのルノーは、欧州メーカーのなかではリーダーの地位を確立している。
全長4m未満のコンパクトSUVであるキガーが日本に導入されれば、それなりに人気となりそうだが、日本への導入予定はないという。
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