トヨタ車のサブスクリプションサービス「KINTO」を展開する株式会社KINTOは、国内外の企業と提携することで多様なモビリティサービスを提供するオンラインプラットフォーム「モビリティマーケット(モビマ)」を2021年4月に立ち上げると発表しました。

　KINTOは、2020年に取扱い車種の拡大や契約プランの追加といった商品の強化、若年層をターゲットにしたマーケティング施策などに注力したことで、申込み数は順調に推移し、累計（2019年3月から2020年12月）契約数は約1万2300件を達成。

　6月以降は単月で1000件を超えたほか、7月から12月までの期間でみると、2019年の同じ期間に比べて6倍以上に増加するなど、新型コロナ禍でも好調ぶりを見せています。

　そんななか、新たに開設されるオンラインプラットフォームのモビマは、モビリティカンパニーのトップランナーを目指し、次のモビリティサービスを提案することを目的に、人々の移動が制限されるなかで、「どこかに行く」というユーザーのニーズに応えるために、近い将来、移動が自由になるときに向けて、クルマのサブスクだけにとどまらず「移動のよろこび」を感じられるサービスの提供を目指すといいます。

　モビマが提供を予定するサービスの、5つのカテゴリは、以下のとおりです。

●新しい生活の扉を開こう

　キャンピングカーを利用したワーケーションや、シェアサイクルで巡る旅、ドライブインシアターなど、ニューノーマル時代の新たな移動体験を提供します。

●心踊るスペシャルな体験を

　海外でのKINTOブランドのカーシェアや、モータースポーツの観戦・体験、クルマでしか行けないようなローカルでの食事と体験など、クルマを使った非日常体験を提供します。

●クルマ時間をとことん楽しもう

　カーコーティングや、レジャー時の駐車場予約、クルマのなかで流す音楽やお出掛けを楽しくするカメラなど、快適なクルマ時間を演出するサービスを提供します。

●もっと気持ちよく、軽やかに

　クルマ・電車・バス・船をはじめ、複数の移動手段を組み合わせたMaaSや、リムジンによる自宅から空港への送迎など、シームレスでストレスフリーな移動サービスを提供します。

●やさしく移動を応援

　ドライビングレッスンや、移動する日をピンポイントでカバーする保険、クルマのなかの除菌など、移動の安心安全をサポートするサービスを提供します。

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　さらにKINTOは、モビマのオープンに先立ち、サービスを一足先に体験できるプレオープンのキャンペーンを開催予定。

　クルマのサブスク「KINTO ONE」の契約者には3万円相当、「KINTO FLEX」の契約者には6万円相当の優待や、さまざまな特典も検討されるなど、「クルマ」とともに「移動のよろこび」もコミコミで提供される予定です。

　なお、モビマのサービスやプレオープンのキャンペーンについては、KINTOのWEBサイトで告知予定となっています。

　2021年1月時点で発表された提携企業およびサービスは、以下のとおりです。

株式会社NTTドコモ（kikito）／株式会社SPDホールディングス（SPDスクール）／株式会社オーシャンブルースマート（PiPPA）／Carstay株式会社（Carstay）／キャンピングカー株式会社（ジャパンキャンピングカーレンタルセンター）／KeePer技研株式会社（EX KeePer／W DIA KeePer／DIAMOND KeePer／CRYSTAL KeePer）／株式会社JTB／scheme verge株式会社（Horai）／株式会社SmartRyde（SmartRyde）／株式会社テーブルクロス（byFood.com）／株式会社近畿日本ツーリスト中部（近畿日本ツーリスト）／株式会社ハッチ（Do it Theater）／富士スピードウェイ株式会社（富士スピードウェイ）／ペーパードライバーサポート愛知（ペーパードライバーサポート愛知）／トヨタファイナンシャルサービス株式会社（my route）／株式会社Mellow（Mellow）／ライフクリエイション株式会社（さなげアドベンチャーフィールド）／株式会社R-ISE（ライズペーパードライバーズクラブ）／リンベル株式会社（RINGBELL）／海外KINTO SHARE運営会社（KINTO SHARE）