ミニバンも「クロスオーバー」がアツい! SUV風がイカすミニバン5選
軽のスーパーハイトワゴンもクロスオーバー化!
●スズキ「スペーシアギア」
スズキの軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」をクロスオーバー化したのが、「スペーシアギア」です。
もともとアクティブな印象のスペーシアでしたが、SUVと融合することで、タフなイメージを強調しています。
外観は、丸型のヘッドランプに、専用のフロントグリル、フロント・リアバンパー、サイドドアガーニッシュはガンメタリック色に統一。
ルーフレールを標準装備することで、アウトドアなどの用途でも活用できるアイテムも備えました。
ブラック基調の内装は、メーターやシートステッチなどにオレンジのアクセントカラーを施し、ツールボックスをモチーフにしたインパネアッパーボックスを採用。遊び心が感じられる空間を演出しています。
パワートレインは、発進時にモーターのみで走行できるマイルドハイブリッドを全車に搭載。
スリムサーキュレーターや後席両側ワンアクションパワースライドドアなど快適装備を充実させるとともに、水濡れや汚れを気にせず使える、撥水加工を施した専用ファブリックシートや防汚タイプのラゲッジフロアやシートバック背面を採用するなど、使い勝手の良い仕様としました。
ベーシックなスペーシア、圧倒的な迫力と存在感の「スペーシア カスタム」とはひと味違う、軽ハイトワゴンをもっとアクティブに使いたいと考える人にピッタリのモデルです。
●三菱「eKスペースクロス」
三菱の軽スーパーハイトワゴンの「eKスペース」ですが、2020年3月のフルモデルチェンジで、それまでのカスタムグレードに代わり、SUV風の「eKクロススペース」が設定されました。
なお、2019年3月にフルモデルチェンジした軽ハイトワゴンの「eKワゴン」にも、SUVテイストを取り入れた「eKクロス」がラインナップしています。
eKクロススペースは、前出のデリカD:5によく似た外観デザインを実現。三菱の「ダイナミックシールド」を軽自動車にも取り入れることで、車格以上の力強さを演出しています。
内装は、水平基調のすっきりとしたインパネ形状とすることで良好な前方視界と開放感を確保するとともに、ブラックのインテリアカラーにキルティングパターンを採用したシートなど、スタイリッシュで上質な空間としました。
使い勝手も優れており、後席足元の空間を広く確保。リアシートはクラストップのスライド量を誇り、広々とした室内を実現しています。
パワートレインは、全車ハイブリッドシステムを搭載。自然吸気エンジンとターボエンジンを設定し、CVTと組み合わせることで、力強く滑らかな加速性能と優れた燃費性能を両立しました。
日本国内では三菱自動車初となるヒルディセントコントロールを採用することで、急な下り坂などでも、電子制御により車速を抑えて安心して走行することができます。
エアロパーツが装備されたカスタムグレードではなく、SUVテイストを盛り込んだ仕様を軽自動車にも用意するところは、SUVを強みとする三菱らしさであるといえるでしょう。
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さまざまなSUVやミニバンがラインナップされていますが、その両方の良いところを取り入れたクロスオーバーミニバンは、個性的なデザインや機能性を備えた新たなジャンルとして、今後のトレンドになるかもしれません。
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