ミツオカ「バディ」の登場で再び注目!? 縦目4灯ヘッドライトの車5選
日産は縦目4灯車の宝庫だった!?
●日産「グロリア」
1966年に日産とプリンスが合併しましたが、それよりも前の1959年にプリンスは高級セダンの「グロリア」を発売。
そして、プリンス時代から続いたグロリアは1967年に3代目にモデルチェンジし、日産「グロリア」となり、デザインも大きく変貌して縦目4灯ヘッドライトを採用しました。
日産との合併後に発売された車両でありながら、プリンスで開発されていたことから「最後のプリンス・グロリア」とも呼ばれます。
フロントマスク以外も1960年代のアメリカン車の影響を受けたと思われる、伸びやかなボディラインのデザインです。
後に「縦グロ」や「縦目」と呼ばれ、比較的維持が楽な日産製の「L20型」6気筒エンジンを搭載した後期モデルは、現在でもマニアの間で人気となっています。
●日産「セドリック」
1960年に登場した日産初代「セドリック」は、ライセンス生産をおこなっていたオースチン「A50ケンブリッジ」の後継車として開発された純国産中型乗用車です。
当初、搭載されたエンジンは1.5リッターのみで、日産初のモノコックボディを採用するなど、技術的にも意欲作でした。
前傾させたAピラーまで回り込んだフロントウインドウは「ラップアラウンドウインドウ」と呼ばれ、前後フェンダーのラインやテールフィンデザインと相まって、当時のアメリカンセダンをオマージュしたデザインとなっています。
そして、フロントには4灯ヘッドライトの片側2灯ずつを縦に配置し、特徴的なデザインが与えられました。
さらに発売から間もなくして、ホイールベースを延長して1.9リッターエンジンを搭載した「セドリック カスタム」を追加ラインナップ。グロリア対クラウンの国産高級車競争に参入しました。
1962年のマイナーチェンジでは特徴的な縦目4灯ヘッドライトが横並びの4灯ヘッドライトに改められ、個性は薄れてしまいましたが、高級車らしい重厚感は増しています。
そして、1965年には欧州テイストのモダンなデザインとなって2代目が登場し、その後も代を重ねていきました。
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前述のとおりLEDヘッドライトの登場により、クルマのフロントフェイスのデザインも、さまざまなトライができるようになりました。
また、LEDヘッドライトは機能的にも優れ、たとえば前走車や対向車を眩惑することなく、遠くまで配光することが可能です。
一方で、メリットばかりではなく、故障や破損の場合はヘッドライトユニットを丸ごと交換する必要があるため、ユーザーの負担増は避けられません。
しかし、事故を防ぐという観点から高機能なLEDヘッドライトは有効なため、今後はさらに普及が加速するでしょう。
縦目って、真っ先に思い浮かんだ車が、ハイエースワゴン。マイナーだったかな?当時はキャラバン&ホーミーコーチ、タウンエースワゴン、ボンゴマルチバン、デリカスターワゴン、バネットコーチ、バネットラルゴ、マイナーなところではいすゞファーゴなどワンボックスが魅力的な時代でした
ISUZUオリジナルWFRファーゴねw
ハイエース縦ライト時代の2LTよりファーゴの4FC1ターボは速かったよ。
ファーゴが無くなった後の生産工場では初代グランビアの生産が始まったのだ!
縦目前照灯といえば東武1720DRCと国鉄151系・EF66なんだけど、全面投影面積が広くなったミニバンとSUVの全面スタイリングに応用が利くとおもうんだな。
そういえば、縦目だけど全然違った(かわいらしくなった)のが
WiLL Cyphaだったなぁ。
ある意味縦目かぁ?と言えそうだったのが、初代オーリスだったなぁ。
縦並びの丸(フロントはプロジェクター式ヘッドライトとウインカーの縦並び、リアも丸が3つ縦に)。