さすがに日本の道ではデカすぎ! 最新ビッグサイズSUV3選
現在、世界的に人気が高いSUVですが、日本ではコンパクトなモデルが好調なセールスを記録しています。一方、海外では道路環境の違いから大型のSUVが人気で、国産メーカーも海外専用に大型SUVを展開。そこで、最新のビッグサイズSUVを3車種ピックアップして紹介します。
海外ならではの国産ビッグサイズSUVを紹介
近年、世界的に人気が高い車種といえばSUVです。国内外の各メーカーから次々と新型SUVが登場し、ラインナップは拡大しています。
なかでも日本の市場では比較的コンパクトなクロスオーバータイプが売れていますが、一方海外では、道路環境や住環境の違いから大型なモデルが人気となっている国もあり、国産メーカーも海外専用に大型SUVを展開。
そこで、最新のビッグサイズSUVを3車種ピックアップして紹介します。
●マツダ「CX-9」
マツダは海外専用車が少ないメーカーですが、北米やオーストラリアなどで大型SUVの「CX-9」を販売しています。
初代CX-9は2007年に北米で発売された3列シートのSUVで、3.5リッターV型6気筒エンジンを搭載。2012年のビッグマイナーチェンジで、「魂動デザイン」の要素を取り入れたフロントフェイスに一新。
その後、CX-9は北米だけでなく74か国で販売され、グローバルの累計販売台数は21万台を記録するヒット作となりました。
2016年には2代目が登場し、エンジンは「マツダ6」にも搭載された新開発の2.5リッター直列4気筒ターボにダウンサイジングされました。
また、現在のCXシリーズに共通するデザインを採用しています。
ボディサイズは全長5064mm×全幅1968mm×全高1752mmと、国内のフラッグシップモデルである「CX-8」よりもひとまわり大きく、風格ある堂々としたサイズです。
先進安全技術「i-ACTIVSENSE」や新世代の4WDシステム「i-ACTIV AWD」も搭載されており、海外でのフラッグシップにふさわしく、装備も充実しています。
●ホンダ「パイロット」
ホンダの大型SUVというと、かつて2006年まで日本で販売していた「MDX」がありましたが、現在も北米ではアキュラMDXとして販売されています。
ホンダブランドの大型SUVというと「パイロット」があり、初代は2002年に発売され、現行モデルは2015年に発売された3代目です。
デザインはMDXが洗練されたクロスオーバータイプなのに対し、パイロットは都会的なクロスカントリー4WDをイメージさせます。
ボディサイズは全長4991mm×全幅1996mm×全高1793mmと、「CR-V」よりも大柄ですが、北米ではミッドサイズのSUVというポジションです。
搭載されるエンジンは3.5リッターV型6気筒で、最高出力は280馬力(米規格)を発揮。トランスミッションは6速ATと9速ATが、グレードによって選べます。
駆動方式はFFの2WDと4WDがあり、4WDシステムは路面状況によって駆動力が変えられるマルチモード式です。
また、先進安全装備の「ホンダセンシング」を全車に標準装備し、最廉価グレード以外はApple CarPlay/Android Autoに対応したディスプレイオーディオや、ブラインドスポットモニターを装備するなど、充実した内容となっています。
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