筋肉マッチョが際立つ「X5 M/X6 M」のファーストエディションが登場!
2020年3月というコロナ禍の真っ只中に受注を開始したBMW「X5 Mコンペティション」と「X6 Mコンペティション」だが、ファーストエディションが発表された。内外装の仕様について解説しよう。
ボディを際立たせるマット仕上げのボディ
2020年3月12日より受注をスタートしたBMW「X5 Mコンペティション」と「X6 Mコンペティション」にファーストエディションが登場した。それぞれ250台ずつの限定生産となる。
スペシャルなX5 MコンペティションとX6 Mコンペティションの2台に与えられたボディカラーは「BMWインディビジュアル・フローズンダークシルバー」と「BMWインディビジュアル・フローズンマリナーベイブルー」の2色となる。
初代「Z4Mクーペ/ロードスター」あたりからMモデルに積極的に採用されるようになったマット仕上げの「フローズン」カラーだが、採用するにはれっきとした理由がある。
それは、ボディに射す光の角度に関係なく、筋肉質なボディラインを効果的に見る者に印象づけるというものだ。通常のラインナップに比べて、ワイドフェンダーを採用し、専用のボンネットフードやフロント&リアバンパーを採用するMモデルにとって、ボディラインを際立たせるカラーなのだ。
このペイントカラーは、X5 M/X6 Mコンペティションだけでなく通常の「X5」「X6」や「X7」にも新車時にオーダーすることが可能だ。
ホイールはスタースポークデザインのMライトアロイ・ホイールを採用し、専用となるジェットブラックの高光沢仕上げとなる。サイズはフロントが21インチ、リアが22インチだ。
エクステリアには、Mカーボン・エクステリアミラーキャップとMカーボン・リアスポイラーのCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製のパーツも装着される。さらにエンジンルームには、Mカーボン・エンジンコンパートメントカバーが装着されている。
インテリアでは、ボディカラーに合わせてシルバーストーンとミッドナイトブルーの2色のBMWインディビジュアル・メリノフルレザートリムを採用。シートのセンターにはブラックアルカンターラが組み合わされる。
シートだけでなくインストルメントパネルやドアトリムには、オレンジ色のコントラストステッチが採用されているが、BMWのコックピット照明カラーは以前からアンバーを採用してきた歴史があるため、BMWフリークにとっては馴染みのあるカラーといえるだろう。
ヘッドライナーは、ミッドナイトブルーのアルカンターラを採用している。
またCFRPは、インテリアトリムストリップにも採用されている。シルバーカラーの「First Edition 1/250」のレタリングは、クリアコートが塗装される前にストリップに施されており、このインテリトリムストリップをオーダーすると、カップホルダーカバーのモデルバッジも同様のデザインとなる。
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BMW X5 M/X6 Mコンペティションは、BMW M社が開発したMハイパフォーマンスモデルで、BMW「M8」に搭載されている4.4リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。最高出力625ps/最大トルク750Nmのエンジンに8速Mステップトロニックトランスミッション(AT)が組み合わされる。
車両価格はX5 Mコンペティションが1859万円(消費税込。以下同様)、X6 Mコンペティションが1899万円となる。X5 Mは右ハンドル仕様のみで、X6 Mは右/左ハンドル仕様が選択できる。
新型X5 M/X6 Mコンペティションのファーストエディションの日本導入時期や車両価格などは未定だ。
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