間もなく登場新型「タイプR」 その前にタイプRを全力体感!? 走りを学ぶコツとは

間もなく登場のマイナーチェンジ版「シビックタイプR」にも言及

 昼食を挟み、午後からはシビックタイプR(FK8)の開発に携わったエンジニアによる特別講座が開校。

 この日のスペシャルゲストは、シビックタイプRのパワートレイン開発責任者を務めた松持祐司氏が登壇し、タイプR開発における開発秘話を披露。「世界最速FF」を実現するため、世界最強の2リッター・ターボエンジンを目指したエピソードが語られました。

 そして従来モデルオーナーにとって気になるのは、間もなくデリバリーが開始される2020年モデル。

 ブレーキまわりの性能向上や冷却系の効率アップにより、サーキット走行におけるパフォーマンスや安定性の向上が図られていることなどが松持氏により解説されました。

 じつは松持氏もシビックタイプRオーナーのひとりであり、この日も自身のシビックタイプRで来場。ひとりのオーナーとしては複雑な心境だけれど、それぐらい2020年モデルの完成度は高いという言葉に、新型タイプRへの自信を感じさせました。

 その後は全員で南コースへ移動し、パイロンで設定された独自のレイアウトを走行。午前中の中速コーナリングはひとつのコーナーで進入・旋回・加速を学ぶスタイルでしたが、午後はさらにステップが進み、左右のコーナーやスラロームが続くレイアウトです。

 連続周回ではなく1周ごとに走るスタイルで、走り終わるたびに特別講師からのコメントが聞ける点は、タイプRミーティングならではの利点といえるでしょう。

 参加したオーナーからは「広々とした南コースで思いっきり走り、さらにプロドライバーによる個別アドバイスがもらえるなんて満足度がすごく高い」という言葉も聞かれました。

散水により路面のミュー(摩擦係数)を変化させ、荷重移動の大切さとスピードコントロールの重要さを学ぶ
散水により路面のミュー(摩擦係数)を変化させ、荷重移動の大切さとスピードコントロールの重要さを学ぶ

 そして1日の最後は、ツインリンクもてぎの国際レーシングコースを体験走行。先導車付きではありますが、1日を通して学んだドライビングテクニックをおさらいするかのようにハイペースでの走行。

 新時代のタイプRらしく、ターボエンジンのサウンドを響かせながらSUPER GTやスーパーフォーミュラも走る国際レーシングコースを堪能しました。

 夕闇が迫るサーキットに、ヘッドライトやサイドマーカーを光らせながら現行シビックタイプRの隊列が走る姿は壮観そのものでした。

 今回、開催されたタイプRミーティングは「ホンダ スポーツドライビング・ミーティング」としてツインリンクもてぎ、鈴鹿サーキットの両サーキットで開催されています。

 募集台数は30台限定と決して多くはないため先着順となりますが、そのぶん講師陣からしっかりアドバイスをもらうことができる充実した内容が特徴です。

 残念ながら2020年内はツインリンクもてぎでの開催は予定されていませんが、次回は10月18日に鈴鹿サーキットで「タイプRミーティング」が開催予定となっています。

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