東京の美しいシーンを再現したロールス・ロイスのコレクションが誕生

「東京の夕暮れ」とはどんな色?

 Dusk in Tokyo Collectionの4台のロールス・ロイスのインテリアの仕様はどうなっているのだろうか。

日本初となるローズゴールドのスピリット・オブ・エクスタシーは、夕日を表現
日本初となるローズゴールドのスピリット・オブ・エクスタシーは、夕日を表現

 ファントムでは、フェイシアにローズゴールドクロックが追加され、純粋さと自然な暖かさはウッドでも表現されている。

 また、ファントム、ドーン、レイスには、オープンポアロイヤルウォールナットを採用している。カリナンにはオープンポアブラックウッドが用いられ、ロールス・ロイス初のSUVの力強い精悍さを反映したダークな仕上がりとなっている。

 4台のエクステリアカラーは、新色となる「Dusk in Tokyo」を採用。この色を開発したロールス・ロイス・ビスポーク・ペイントデザイナーのサマンサ・コールタスは次のように語っている。

「夕日がさまざまな角度で当たって命を吹き込み、桜の花びらに見られるような奥行きと落ち着きのある穏やかな色を表現しようと考えました」

 塗料にはアルミニウムとマイカが含まれており、光をさまざまな方法で屈折させることで、弱い光の下でも絶妙な色調を生み出し、鮮やかに輝くのが特徴だ。

 夕暮れのわずかな瞬間を再現するべく、グッドウッドのペイントショップは複雑なプロセスを経て、この4台の限定車にふさわしい効果を生み出すために、何層ものベースコートと追加のクリアコートを必要としたという。

 ロールス・ロイス・モーターカーズ・アジア・パシフィック地域ダイレクターのポール・ハリスは、「1年以上の開発期間を経て、『Dusk in Tokyo Collection』がインスピレーションの源となった街に到着するのを目の当たりにして、とても嬉しく思います。繊細でエレガンスなデザインは、日本とイギリスが共有する美的価値観を反映したものであり、その結果、洗練され落ち着いた、それでいて非常に個性的なコレクションが誕生しました」と、コメントしている。

●Dusk in Tokyo Collection

・車両価格(消費税込)
ファントム・エクステンデッド:8707万1000円
カリナン:5728万9000円
ドーン:5408万8000円
レイス:5317万7000円

・発売日:2020年9月26日

・「Dusk in Tokyo Collection Unveiling」展示会概要
日程:2020年9月26日(土)、27日(日)
時間:10時から18時
場所:ロールス・ロイス・モーター・カーズ東京(コーンズ芝公園ショールーム)

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Writer: VAGUE編集部

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