コロナ禍で長距離バスは安全? 運休相次ぎ悲鳴続出 対策に追われるバス業界の現状
コロナ禍での長距離バスの感染対策
コロナの影響によって各バス会社で大幅な運休が発生するなか、一部の路線では通常どおり運行している便もあります。
こうした状況下での運行にあたり、前出のJR関東バスの担当者は、「お客さまおよび従業員に向けて徹底した感染対策に取り組んでいる」と話していました。
主な対策としては、さまざまな分野で実施されている「マスクの着用」、「検温実施」、「手指の消毒」、「車内空調での換気」、「フィジカル・ディスタンス(身体的距離)確保」といったものが挙げられます。
また、長距離バスならではの対策としては、乗務員とのフィジカルディスタンスを確保するため、利用客自身が「トランクへの荷物の積み込み」をおこなう方法に変更しているほか、夜行バスなどでブランケット(毛布)の貸し出しサービスを一時中止しています。
さらに、車内空調については、運行中のバス車内を換気するため、外気導入での運転を心がけているようです。
また、高速バス車両で3パターンの換気テストをおこなったところ、いずれも4分程度で完全に換気できることが証明されています。
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コロナの影響で長距離バスの利用に不安を感じる人が多いなか、各バス会社では徹底した感染対策に取り組んでいることが分かりました。
しかし、現在も数多くの路線で運休が発生しており、通常通りの運行状況に戻る見通しは立っていません。そのため、長距離バスに乗りたくても乗れない事態になっています。
今後、「withコロナ」の時代に向けた世の中の動きに合わせて、長距離バスの運行も変化していくのでしょうか。
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