コロナ禍で長距離バスは安全? 運休相次ぎ悲鳴続出 対策に追われるバス業界の現状

コロナ禍における状況下での長距離バスの運休が相次ぐなかで、バス会社各社はさまざまな感染予防を実施しています。では、3密が懸念される長距離バスの利用状況は、現在どうなっているのでしょうか。

コロナ禍での長距離バスの感染対策

 コロナの影響によって各バス会社で大幅な運休が発生するなか、一部の路線では通常どおり運行している便もあります。

 こうした状況下での運行にあたり、前出のJR関東バスの担当者は、「お客さまおよび従業員に向けて徹底した感染対策に取り組んでいる」と話していました。

 主な対策としては、さまざまな分野で実施されている「マスクの着用」、「検温実施」、「手指の消毒」、「車内空調での換気」、「フィジカル・ディスタンス(身体的距離)確保」といったものが挙げられます。

コロナ前のバスターミナルは人で溢れ返っていたが、最近では閑散としている
コロナ前のバスターミナルは人で溢れ返っていたが、最近では閑散としている

 また、長距離バスならではの対策としては、乗務員とのフィジカルディスタンスを確保するため、利用客自身が「トランクへの荷物の積み込み」をおこなう方法に変更しているほか、夜行バスなどでブランケット(毛布)の貸し出しサービスを一時中止しています。

 さらに、車内空調については、運行中のバス車内を換気するため、外気導入での運転を心がけているようです。

 また、高速バス車両で3パターンの換気テストをおこなったところ、いずれも4分程度で完全に換気できることが証明されています。

※ ※ ※

 コロナの影響で長距離バスの利用に不安を感じる人が多いなか、各バス会社では徹底した感染対策に取り組んでいることが分かりました。

 しかし、現在も数多くの路線で運休が発生しており、通常通りの運行状況に戻る見通しは立っていません。そのため、長距離バスに乗りたくても乗れない事態になっています。

 今後、「withコロナ」の時代に向けた世の中の動きに合わせて、長距離バスの運行も変化していくのでしょうか。

【画像】御殿場・東京間の高速バス、中心となる利用客とは?(9枚)

【買取査定】実績500万人超!車をお得に売却(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

1 2

【見逃し限定配信中】「自動車DXサミット vol.4」 BYDの最新事例を紹介 Amazonギフト券プレゼント〈PR〉

【中古車】がお得!? 新車不足で人気沸騰

【新車】簡単見積り! 自動車カタログを見る(外部リンク)

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング(外部リンク)

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー