ゴテゴテなエアロが斬新!? メーカー直系コンプリートカー3選
エグいほどのエアロパーツが装着されたモデルとは!?
●スバル「インプレッサ S201 STiバージョン」
1989年に発売された初代「レガシィ」から、スバルは世界ラリー選手権に本格参戦しました。そのモータースポーツ活動を支えてきたのが「スバルテクニカインターナショナル」(以下、STI)で、これまで数多くのコンプリートカーも手掛けています。
なかでも、初代「インプレッサWRX」をベースとしたコンプリートカー「インプレッサ S201 STiバージョン」(以下、S201)は、斬新かつ大胆なボディのモデファイが注目された1台です。
2000年に発売されたS201は、ダートを走行するラリーをイメージさせるインプレッサに対し、オンロードでの走りを追及したモデルとして開発。
エンジンは2リッター水平対向4気筒ターボ「EJ20型」をベースに、専用ECUと吸排気系の変更により、最高出力はノーマルから20馬力アップの300馬力まで向上させています。
足まわりには車高調整式サスペンションと、ピロボールを用いたリンク類が組み込まれ、オンロードに特化したセッティングによりダイレクトな操縦性を実現。
外観では、グリル一体式のフロントエアロバンパー、大型エアスクープ、砲弾型ドアミラー、サイドスカート、ダブルウイングリヤスポイラー、ディフューザー形状のリヤエアロバンパーなどが装着され、ノーマルの面影が無いほどの迫力あるフォルムに変貌しています。
なお、限定台数は300台で、当時の価格は390万円(消費税含まず)と、モデファイの内容の割にはリーズナブルだったといえるでしょう。
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クルマの改造をおこなうことは、自分の好みに仕上げるという楽しさがあります。一方で、改造にはデメリットもあり、操縦性のバランスが崩れたり、クルマの寿命が短くなるケースや、パワーアップすることで燃費の悪化などを覚悟しなければなりません。
しかし、愛車をモデファイすることは、そうしたデメリットを上まわるほどの魅力があるのも事実です。
改造やドレスアップをおこなう際には、愛車のバランスを考え、やりすぎに注意しましょう。