台風接近! 危険な突風はどこで起きやすい? 運転中にどう対処?
市街地での走行時や降車時の強い風がトラブルの原因に!?
強風吹き荒れるなか市街地を走行する際には、傘や看板などが飛んできたり、街路樹や電柱の倒壊に出くわす恐れがあります。
とくに高層ビルが密集する都会では、ビル風によって突風が発生することもありますし、風の通りやすい平野部でも突風による被害が数多く起きています。
運転中でなくても、突風によるトラブルがあります。それは降車時のドアを開閉するときに起きています。
「駐車場で強風にあおられたドアが隣のクルマなどにガツンとぶつかり、傷つけてしまうトラブルがあります。JAFがおこなった実験では、風速30m/sでは40代男性が押さえられず、風速40m/sでは30代女性、40代男性ともにドアは勢いよく開いてしまいました。
強風時にクルマを降りるときは、最初はドアを少しだけ開けて風の強さや後方を確認します。その際のポイントは、ドアがいきなり開かないようにしっかり押さえておくことです。両手でドアを押さえながら、少しずつ、必要な分だけドアを開け、ゆっくりクルマを降りるようにしましょう。
子どもの場合、さらに注意が必要です。勢いよくドアが開いてクルマから転落することも考えられるので、大人が外からドアを開けて降ろすようにしましょう」(JAF高木氏)
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台風が接近したときに、どうしても運転しなくてはならない場合は、出発前に警報や注意報、道路状況をチェックしましょう。
大気の状態が不安定なときは、状況が突然変化することがあります。常に最新の情報を確認することを忘れてはいけません。
そして、車重の軽い軽自動車や車高の高いSUVやミニバンなどは、風の影響を受けやすいといわれています。
自身のクルマが風の影響を受けやすいのかどうかも考慮して、突風の防衛策や遭遇したときの対処法を確認しておきましょう。
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