決め手は居住性? いまやマツダで人気No.1 小型SUV「CX-30」選ばれる訳は
「MX-30」も登場するが、CX-30の人気はどうなる?
CX-30が好評となるなか、マツダでは「MX-30」という新型車の準備も進んでいます。
MX-30のボディサイズは全長4395mm×全幅1795mm×全高1570mm(欧州仕様)で、CX-30と比べると全高が30mm高いのですが、全長と全幅は同じうえに、ホイールベースも2655mmと共通です。
外観においては、観音開きの「フリースタイルドア」を採用していることが特徴となります。
当初はEV(純電気自動車)として発表され、2020年5月からは欧州向けの生産も始まっています。
そして、国内ではEVに先駆けて、2リッターガソリン+モーターで構成されるマイルドハイブリッドシステム「M HYBRID (エム ハイブリッド)」仕様が2020年秋に導入されると、同年7月31日にオートモビルカウンシル2020で発表されました。
発売が迫るMX-30について、販売店はどのように受け止めているのでしょうか。マツダの販売店スタッフに聞きました。
──MX-30についてはどうでしょうか。
電気自動車としてのMX-30の導入は2020年度中で、かつリース販売になると聞いています。
2020年7月に発表のあったマイルドハイブリッド仕様は、価格を含めまだ情報が入ってきていません。
ただ、MX-30はドアが観音開きドアの車体ですし、デザインの雰囲気も従来のマツダSUVと大きく異なります。CX-30と比べて、このスタイルがお客様に受け入れられるかはよくわかりません。
※ ※ ※
MX-30については実際のところ販売店にどこまで情報が届いているかは不明ですが、観音開きのドアがユーザーに受け入れられるか不安の声があるところをみると、売れるかどうかという点では、多少厳しい予測を立てているのかもしれません。
また、CX-30とMX-30はスタイルの差以上に、パワートレインの種類の差があります。
マイルドハイブリッド仕様のみが先行して登場するMX-30に対し、CX-30は2リッターガソリン、1.8リッターディーゼル、そして新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」を採用したマイルドハイブリッド仕様を用意。
豊富なパワートレインのなかから選びやすいことからも、しばらくはマツダのコンパクトSUVの人気はCX-30に集まりそうです。
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