ベントレー新型「ベンテイガ」は、4人乗りリムジンが超絶クール!
ベントレーのSUV「ベンテイガ」が新型になったが、4人乗り仕様の後席が劇的にラグジュアリーになったという。具体的な変更箇所を解説しよう。
5台に1台が4人乗り仕様。もはやSUVではなくリムジンと呼びたい「ベンテイガ」
ベントレー新型「ベンテイガ」には、4人乗り仕様、5人乗り仕様、7人乗り仕様の3タイプが用意されているが、とくに4人乗り仕様が豪華さを増している。先代にくらべて何が変わったのだろうか。
新型ベンテイガは、同社の市販車のなかでもっとも幅広い使用目的が想定され、なかでも4人乗りコンフォート仕様は、SUVのリムジンとしてのベンテイガの能力を前面に押し出した仕様となっている。
先代のベンテイガは、5台に1台(4000台)が4人乗り仕様であった。そこで、キャビンとトランクエリアを隔てるバックボードの位置を変更するなど、後席の足元空間を改善し、さらに運転手の運転操作性を向上させ、後席の最大リクライニング角を32度から40度に拡大し、前後移動量を35mm拡大。
この組み合わせにより、リクライニング時のニールームが100mm拡大し、ラグジュアリーな旅がより快適なものになった。
新型ベンテイガのシートはすべて一新され、とくにショルダー部を中心に彫刻的な形状となり、業界が認めたシートの快適性の基準をさらに上まわる快適性を実現した。
4人乗りコンフォート仕様では、シートベンチレーション(標準装備のシートヒーターに加え)、6種類のマッサージプログラム、コンフォートヘッドレストなど、後部座席の内容をさらに充実させることが可能となった。
さらに750mlボトルを収納できるドリンククーラーと、カンブリア・クリスタル・フルート2本を収納できるマリナー・コンソール・ボトルクーラーも選択可能だ。
ふたつのリアシートの間には、リアセンターコンソールが誂(あつら)えられ、さらに収納スペースとふたつのUSB充電ソケットも完備。美しいレザートリムのバックボードにはダイヤモンドキルトのスキーハッチが付いており、キャビンとトランクスペースを分けている。
後部座席の乗員は、新型ベンテイガのアップグレードされた技術で、新型フライングスパーと同様の大型タッチスクリーン・リモート・コントロール・タブレットを使用して、追加のシート機能を利用することができる。
5インチのディスプレイは、より現代的なグラフィックを採用し、オンボードのクアッドコア・プロセッサーと1GBのRAMを搭載することで処理能力が高められた。後部座席の暖房やマッサージ、メディアシステムやナビゲーション、ムード照明、サンルーフのブラインドなど、さまざまな機能を制御することができる。まさにSUVの形をしたリムジンといっていいだろう。
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