日本でレクサス「LM」が買える!? 2500万円の超高級ミニバンを手に入れる方法とは

世界最高級のラグジュアリーミニバン「LM」って、どんなモデル?

 LM300hのボディサイズは、全長5040mm×全幅1850mm×全高1945mm、ホイールベース3000mm。フロントデザインは、大型のクロムメッキスピンドルグリルや一体型LEDヘッドライト、Lデイタイムランニングライトが特徴的です。

 ボディ側面にも「L」クロムトリムが配置されるなど、「アルファード/ヴェルファイア」とは違った高級感を表現しています。

 L字型のマトリックスKEDと共に、ワイドで安定感のあるフロントマスクを提供。また、Bピラーから始まる流線形の美しいスタイルは芸術作品のように美しいシルエットです。

 内装では、2列シート仕様の4席レイアウトを実現し、「移動ツール」の概念を超えた空間を演出。後席には、スマートフォンやタブレットの接続、Blu-ray再生が可能な26インチディスプレイを搭載しているほか、非常に遮音性の高いボディ構造を採用しており、とても静かで最上級に心地よい車内空間を実現しました。

 大型タッチスクリーンが中央コンソールに配置された2列目は、室内温度、コックピット光源、シート角度、およびオーディオ機能を自由に調整することが可能。2列目には、2本のワインなどを入れることができる14Lの冷蔵庫を搭載しています。

完全なプライベート空間となるレクサス「LM」の後席
完全なプライベート空間となるレクサス「LM」の後席

 また、4人乗りのロイヤルバージョンの前列と後列の間には、色を変えることができる専用プライバシーガラスを採用し、完全に分離する空間ができます。プライバシーと静けさの両方を調整および変更できるプライバシーガラスが装備されています。

 車内に設置されたフリーハンドの「シルバーインク」装飾ボードは、風景画と松の模様からインスピレーションを受けています。

※ ※ ※

 レクサスは、LMの名称について、「ラグジュアリーミニバンの略ではなく、ラグジュアリームーバーの略です」と説明しています。

 今後、LM300h/LM350が日本で正式発売されるかは未定です。一方でトヨタブランドでは、2019年11月に送迎需要が増加している背景を見据えて「グランエース」を発売しています。

 日本でもあらゆる場面での送迎ニーズがあるとされているため、コロナ禍の収束後に観光需要や企業の業績回復の際には、街中を走るLM300h/LM350が見られるかもしれません。

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