日本では鉄道利用を促すために整備されている無料駐車場ですが、こうしたクルマから公共交通機関に乗り換える交通スタイルは海外にもあり、「パーク＆ライド」と呼ばれて一般にも浸透しています。

　パーク＆ライドは、その名の通りクルマを駐車（パーク）し、、公共交通機関に乗る（ライド）もので、クルマによる移動を最低限にできることから、排気ガスの排出量を低減させ大気汚染対策につながるとされてます。

　また、都市部へのクルマの流入を減らして渋滞を緩和させたり、英国やスウェーデンなどヨーロッパの国々では渋滞緩和や環境対策のひとつとされています。

　実際に、英国では「コンジェスチョン・チャージ」と呼ばれる「渋滞税（または混雑税）」が課せられており、クルマの渋滞による社会問題解消のために、ロンドン市内などのある区間を走行する場合は事前に渋滞税を支払わなければならない仕組みが存在。

　アメリカのニューヨーク州でもマンハッタン中心部の慢性的な渋滞解消に向けて同様の制度を導入が決定されています。

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　日本では鉄道利用を促すために無料駐車場を整備していますが、海外では深刻な交通渋滞対策の一環としてパーク&ライドが注目されているようです。

　コロナの影響でリモートワークが推進されると、自然が多く経済的にもメリットのある郊外に住む人が増える可能性があります。アフターコロナの今後、郊外における移動スタイルがどのように変化していくのか注目です。