3年後に損をしない輸入SUVとは? Jeepが日本で売れている理由が判明

Jeepを購入するもっとも賢いローンは?

 アメリカンブランドとしてのJeepが、ロゴもあらたにプレミアムSUV路線へと変更したが、いまのところこの方向転換は成功しているといっていいだろう。

 欧州プレミアムブランドのSUVに真っ向勝負したグランドチェロキーは、先述したバリューあるプライスにも後押しされて、直近ではフルサイズ輸入車ランキングでライバルを凌ぐ販売台数をマークしている。

 BMW X5(1389台)、ボルボXC90(1018台)、メルセデス・ベンツGLE(1358台)、ポルシェ・カイエン(1041台)に対し、グランドチェロキーは1743台という販売台数だ。

Jeepは、欧州ライバルSUVと比べて各モデルとも登録3年後の残価率がよいのが特徴だ
Jeepは、欧州ライバルSUVと比べて各モデルとも登録3年後の残価率がよいのが特徴だ

 こうした販売台数の伸びは、ディーラーネットワークの拡充にも支えられている。

 2016年に76拠点あったネットワークは、新CIのショールームへのリニューアルと新ショールームの開設もあいまって、2020年には90拠点へと拡大。購入後のアフターサービスも近くのディーラーで万全というわけだ。

●Jeepが選ばれる理由:ライフスタイルそのものを示すJeepブランド

 Jeepの各モデルの3年後の残価率の高さは先に説明したが、Jeepオーナーとなった人の意識もこの5年で大きく変化している。

 2019年の調査では、Jeepブランドの再購入の意志がある人は19.5%であったが、2020年には52.3%にまで大きく数字を伸ばしているのだ。

 これは、昨今のJeep各モデルの機械としての信頼性、デザインの洗練性、ディーラーの顧客満足度などが理由としてあげられるだろうが、Jeepのあるライフスタイルを気にいった人が確実に増えてきた証拠でもあるだろう。

 3年毎の買い替えではなく、長く乗り続けるクルマとしてもJeepは再認識されてきているのだ。その嚆矢となるのが、ラングラーだ。

 2009年に516台という販売台数だったラングラーは、10年後となる2019年には4873台にまで大幅に販売台数を伸ばしている。オフロードの走破性の高さはもちろんのこと、タイムレスなデザインであるラングラーは、長く乗り続けるにはもってこいのモデルである。

* * *

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、買い替えや購入を控えようというマインドの人は多いと思うが、Jeepでは魅力的なローンプログラムがいち早く用意された。

 スキップローンと呼ばれるプログラムは、登録から最初の支払いまでの5か月間は支払い不要、期間中の金利手数料も不要というものだ。

 たとえば、2020年6月に登録した場合、支払いのスタートは2020年12月からとなる。12月からは「3年据置型ローン」、「4年据置型ローン」、「5年据置型ローン」から自分にあったローンを選択できるというものだ。

 自然災害等が多いと、キャンピングカーなど災害時にも役に立つクルマの販売台数が増える傾向にあるが、その意味で悪路走破性の高いJeepは、まさしく理想のSUVであるといってもいいだろう。

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