大人気軽「タント」に同門ライバル!? キュートなダイハツ「ムーヴキャンバス」との違いとは
ダイハツがラインナップする「タント」と「ムーヴキャンバス」。両側スライドドアを装備する2台は、それぞれどのような違いや特徴があるのでしょうか。
両側スライドドアを装備した2台、それぞれの違いは?
ダイハツ「タント」は初代が2003年に登場し、現行モデルは2019年7月に発売された4代目で、後席ドアには便利な両側スライドドアを装備。広い室内とあわせて、ファミリー層にも便利な軽自動車として人気を博しています。
一方、ダイハツには同じく後席両側スライドドアを備えた軽自動車として「ムーヴキャンバス」が存在します。両車にはどのような違いがあるのか、それぞれの特徴を比較していきます。
両車の外装はどのような違いがあるのでしょうか。
タントの外観デザインは、標準モデルとカスタムモデルの2種類から選択できるようになっています。
通常モデルは愛着を感じさせる穏やかなフロントデザインが特徴です。楕円のヘッドライトが親しみやすい雰囲気を演出。一方、カスタムモデルは厚みのあるメリハリがついたフロントデザインで、スタイリッシュな印象となっています。
一方、デザインコンセプトに「ナチュラル・愛着・アクティブ」が掲げられたムーヴキャンバスは、丸みがより強調されたシルエットやヘッドライトデザインが特徴で、可愛らしい印象です。
2トーンカラーも特徴的で、塗り分け部分がフロントまで回り込んでいるなど、ピンクやミントなどポップなボディカラーがより映えるデザインとなっています。
続いて、車内の機能や、2台に共通する後席両側スライドドアについて見ていきます。
タントは、助手席側に前後ドア間のピラーが無い「ミラクルオープンドア」を採用し、ドア内にピラーの機能を内蔵することで1490mmの開口幅を実現。
そして、運転席は540mm、助手席は380mmというロングスライド機能を備えることも特徴で(それぞれタイプ別設定)、車内の移動や子供の世話などがしやすい設計です。
一方ムーヴキャンバスは、スライドドアにミラクルオープンドアのような特別な仕掛けはないものの、後席座面下の「置きラクボックス」が特徴的。運転席からも手が届く距離で、フロアに直接置きたくない荷物でも、汚れを気にせず載せることができます。
やっぱりタントが1番です。乗り降りしやすく後の座席も、大人でも足伸ばせるぐらい広いです。