不要不急の外出自粛が要請された2日間

　新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年3月28日から29日の週末にかけて、首都圏を中心とした地方自治体において、外出自粛が要請されました。

　自粛の対象としては、とくに用事がないのに出歩くことや大人数での集まりなどが挙げられたものの、日用品の買い出しや病院への通院、仕事での外出などは対象外とされています。この2日間、人々は果たしてどのような行動をとっていたのでしょうか。

　今回「くるまのニュース」では、2020年3月28日から29日の外出自粛の実態について、インターネット上でアンケート調査を実施。アンケートは3月30日から31日にかけておこない、51人から回答が集まりました。なお、アンケートではクルマを使った移動について聞いています。

　1問目の「2020年3月28日～29日の週末、クルマで外出しましたか？」という質問では、「はい」が52.9％、「いいえ」が47.1％という結果です。

　そして、1問目で「はい」と答えた27人に2問目の「外出した理由は何でしたか？」と聞いたところ、「どうしても必要な用事があったから」が85.2％、「住んでいる都道府県で外出自粛要請が出ていなかったから」が14.8％、そして「外出自粛要請を気にしなかったから」が3.7％という結果となりました。

　外出したと回答した人に、3問目の「どこへ出かけましたか？ また、外出先では何をしましたか？」という質問をしたところ、「会社で仕事」「近所のスーパーに買い出し」「予約していた歯医者の定期検診」といった声が多く寄せられました。

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　28日から29日の土日が明けた平日以降も、夜間を中心とした外出自粛を要請している地方自治体は、東京都をはじめいくつか存在します。

　東京都は、少なくとも4月12日まで、こうした呼びかけを続けることにしています。