トヨタ「プリウス」の魅力は燃費の良さ! オーナーが語る長所と短所とは
1997年にデビューしたトヨタ「プリウス」は、世界で初めてエンジンとモーターを組み合わせた「ハイブリッド」を採用した量産車です。いまでは多くのハイブリッドモデルが登場していますが、エコカーを代表するプリウスは4代目へと進化を続け、高い人気を誇っています。今回は、プリウスオーナーにアンケートを実施。プリウスの良いところと悪いところとは、どのようなところなのでしょうか。
世界初の量産ハイブリッド車であるトヨタ「プリウス」の魅力とは
トヨタ「プリウス」は、世界初の量産ハイブリッド専用車として1997年にデビューし、その後、数多く登場するハイブリッド車のベンチマークとなりました。
3代目プリウスが登場した2009年に普通車販売台数(車名別)で首位に輝いて以来、常にトップ3に名を連ねており、現在も高い人気を誇っています。
2015年にフルモデルチェンジした現行の4代目(50系)においては、2016年に年間24万8258台を販売し、大ヒットを記録しました。
また、2018年には一部で不評だったデザインを改良するなど大幅なマイナーチェンジが施され、商品力をアップ。ボディサイズは全長4575mm×全幅1760mm×全高1470mmと全幅は3ナンバーとなりますが、絶妙なサイズ感は日本の道路事情にもマッチしています。
当然プリウスは、中古車市場でも人気モデルとなっており、初代(10系)は見かけなくなったものの、ハッチバックスタイルの2代目(20系)や3代目(30系)は、中古車でも人気で、現在でもかなりの台数が活躍しています。
誕生から20年以上を経過したいまでも、時代のニーズに合わせて進化するプリウスですが、その魅力は何なのでしょうか。実際のオーナーに聞いてみました。
●保険会社系会社員:Sさん(50代男性・埼玉)
大手保険会社の営業として働くSさんは、普段の移動もクルマが多く、やはりハイブリッドならではの燃費性能と、プリウスという安心のブランドが購入の決め手になったといいます。所有しているのは、4代目プリウスの「Aツーリングセレクション(2WD)」です。
「プリウスはとにかく燃費が良く、そのうえレギュラーガソリン仕様なのがうれしいです。また、空力ボディのお陰で、風切り音も少ない印象で静かなところが気にいっています。乗り心地は硬めですが、後部座席から不満の声はありません。
マイナーチェンジで多少改善されましたが、デザインは少々やり過ぎた感じは否めません。内装は、エアコンの操作がしやすいのは良いのですが、私が所有するツーリングセレクションはほとんど黒一色の内装で、車内が暗く感じてしまいます」
プリウスの魅力といえば、なんといっても燃費の良さにつきます。どんなに激しい運転をしても20km/Lは下らず、レギュラーガソリン仕様なのも経済的です。
さらに空力を突き詰めたようなボディがもたらす静かさは、特筆モノと評判です。さらにバッテリーだけで走行する「EVモード走行」は65km程度走ることができ、エコカーとしての魅力をますます高めました。
現行プリウスの内装は、ブラックが標準設定されています。グレー内装の設定もありますが、オプション装備となります。
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